FC2ブログ

    2020/1/2 試合前のリバプール市内観光

    いよいよ最後のマッチデイ、リバプールに一泊で行く日になった。この試合は夜8時キックオフになったので、試合後に深夜の電車でマンチェスターまで帰るのは疲れるなあ、と思ったところから一泊を考え始めたのだが、結果的には大正解だった。

    というのも、まずAndrewがダービーの日にプレストンへの帰りの最終電車がいきなりキャンセルになって大変な目にあった実話を聞かせてくれたこともある(とにかく今は急なキャンセルが頻発していること)。そうなった場合、さんざん並んだ末にリバプールからマンチェスターまでタクシーで帰ることを考えると、一泊した方が全然、いい。

    何より、ここ5年くらいリバプールには試合の日だけの日帰りだったので、ゆっくりリバプール市内を歩く時間を作りたいという理由が大きかった。日帰りのため、アンフィールドのメインスタンド新装開店の後はスタジアムツアーも行ってないし、今回はそれもやろう、と思った。

    その計画をマイクに伝えると、いろいろ親切にしてくれることになったわけだ。昨季の試合の時に、「またマンチェスターに泊まっているの?」と言われた記憶が浮かんできた。それはそうだ。日本からわざわざリバプールの試合見に来て、リバプールでなくてマンチェスターに泊まるのはないだろう、それも毎年、という感じ。先祖代々リバプールの住民でシーズンチケット・ホルダーのマイクたちにとっては、「なんで?」となるのだろう。

    もちろん、納得できるような理由を説明していた。まず第一に、リバプール市内のホテルはアンフィールドで試合がある日(前後)は価格が2-3倍になる。言うまでもなく、外国からリバプールの試合を見に来るファンを「かも」にした商売だ。ほぼどのホテルも、例えば通常は1泊£75程度なのに、試合の前後は£200近くなる、などの試合価格を採用していた。(探すと、フランスのホテルだからかもしれないが、Ibisは試合価格がなくて単に週末価格の£79だったので、Ibisにした)。
    IMG_4140.jpg
    マンチェスターのホテルはユナイテッドの試合の前後でも試合価格にはしていない。例外的に、ユナイテッドのクラブと関連があるサルフォードの一部のホテルがフットボール・パックとか言って2-3倍の価格を付けてるだけだ。つまり、マンチェスターの方が宿泊料金が安くなる。

    もう一つの理由としては、日本からの便はマンチェスターが発着だし、他の都市(バーンリーもしかり)へ行くにはリバプールよりマンチェスターの方が便が良い。というのが理由だった。ただ、結論から言うと、次の機会にはリバプールのIbisに数泊しようと思った。

    さて、1月2日、朝7時に起きて、一服した後で、荷物の支度を終えて朝食に行く。ここでの朝食はこれが最後だから、じっくり堪能しようと思った。さすがにもう普通の週末モードになっていて、空いていた。

    リバプール1泊の荷物をまとめて準備完了となったのが9時過ぎ、コーチは前回と同じ11:20なので、ちょっと近場を観光をしようと思い、外に出た。ビクトリア方面に歩き、大聖堂に入る。物凄い寒さだったので、外を歩き続けるのが厳しくなったこともある。入ると、ステンドグラスが美しくて感動した。

    外に出ると、寒さは続いていた。これ以上歩くのは無理かなと思い、テスコ・エクスプレスでお土産のチョコレートなどを買い、ホテルに戻る。充電して、10:50に出発。コーチステーションに着き、リバプール行きがキャンセルになっていないことを確認した後で、周辺を歩こうと思った。ただ、寒かったので隣の公園のジム制覇に行く気にはなれなかった。(今回はさすがにポケモンはあまりやっていない。)

    コーチステーションで座っていると、他の便は軒並み遅れているという放送が入る。おお、これは私がラッキーだったわけだ、と思う。
    IMG_4134.jpg
    11:20のコーチはほぼ定刻に出発した。

    リバプール着もほぼ定刻、12:20にはLiverpool Oneのバスステーションに着いた。降りて一服して、そのままIbisに向かう。バスステーションのすぐ隣だったこともIbisにした理由だった。ホテルに入ったのが13:00前、チェックインは15時なので荷物を預けて...と思っていたら、なんとラッキーなことに、部屋が空いていたらしくすぐに部屋を割り当ててもらえた。しかもグランド・フロアなので、エレベータを使わなくて済む。(喫煙所が近い!)

    早速部屋に入る。紅茶を飲みながら、充電したり荷物をかたずけたり、PCを付けてまずはサイモンにメールを送った。連絡はテキスト(日本のSMS)で、ということだったがイングランドでSMSを送ったことがなかったので(高いので)、万が一のためにメールも聞いておいた。

    SMSは、一度失敗した後で2度目は送信できた。Ibisにいると伝えると、すぐに返信がきた。5分後に行くからそこにいて、とのことだった。ただ、ちょっと気になったのはDale Streetとメモがあったことだ。うむ。

    20分経った。ひょっとして、Ibis Styleの方に行ってる?と思い、調べると住所がDale Streetになっていた。あ、やはりあっちに行ってるのだと思った時に、サイモンからメッセージが来た。AlbertDockの方だというと、これから行くからその場で待っていてと返信が来た。ホテルのスタッフに聞くと、Ibis Styleからは徒歩20分くらいはかかるという。

    そのまま、レセプションで待つことにした。結局、サイモンが来たのは13:30頃だった。

    待っている間、ぼーっと見ているとロビーでゲーム(スヌーカー?)をやっている少年がいた。後ろでお母さんらしき人が友達としゃべっていた。その少年がLiverpoolのショーツをはいていたので、かわいいなと思ってぼんやり見ていた。すると、その少年が私の視線に気づいたらしく、ショットの度にこちらを向く。当たった時は拍手して、外れた時は苦笑すると、少年はすっかり私(=観客)を意識してプレイし始めた。かわいい。

    苦戦の末にその少年が全部のボールを制覇した。少年は嬉しそうに私の方を向いたので、私は大きな拍手を送った。かわいかった。

    そうこうしているうちに、サイモンがやってきた。サイモンは、朝のうちにこのホテルに問い合わせたところ、反応がなかったのでDale Streetの方だと思ったとのこと。ホテルは姓がわからないと調べられないシステムのようだ。ともあれ、30分くらの差分はあったがサイモンご夫妻にあえた。

    二人ともリバプール市内で生まれ育ってずっとリバプール市民だという。サイモンはコップのシーズンチケット・ホルダーだが、奥さんのデビーも子供の頃からお父さんに連れられてアンフィールドに行き始めたという。お父さんが、兄弟を順番に連れて行ってくれたのだそうだ。今は、なかなか毎試合は行けないと言っていた。

    そして、二人とも家族ぐるみのリバプール・ファンで、親族の多数派がリバプール・ファンだとのことだった。言うまでもなく、何人かはエバトン・ファンになった人がいるという。なんでそうなったか不明だ、と言って笑っていた。
    IMG_4145.jpg
    その地元を知り尽くしている二人に、市内を案内してもらった。歴史的な建物の由来を説明してもらい、「ここは写真の撮りどころ」などと教えてもらった。
    IMG_4161.jpg
    今回、また初心に戻って産業革命時期の由来の場所を散策している(マンチェスター近辺でも)、と言うと、その当時にマンチェスターと物流を争った由来の場所に連れて行ってくれた。感激した。
    IMG_4154.jpg
    途中、街中のパブに入った。当時、リバプールが(マンチェスターの綿織物の輸送で営利を得て)裕福だった頃に建てられたというパブで、天井が高いのは富の象徴だそうだ。
    IMG_4151.jpg
    サイモンが飲んだビールは地元産(チェシャーだが)だそうだ。この国では地場のビールがたくさんあるという。私はビールが飲めないので残念だ、としみじみ思った。
    IMG_4149.jpg
    ジントニックを頼むと、木の実が入ってきた。これもリバプール特有だとのこと。なるほど!そういえば、マンチェスターのパブではジントニックは普通のジントニックだった(レモンもなし、氷だけ、など)。
    IMG_4153.jpg
    市内の途中で、食事をしようかということになった。何が良いかと問われて、伝統的な英国料理が良いと答えると、パブ&レストランに連れて行ってくれた。アルバートドック方面にある、Ma Boyle'sというパブで、名前がいかにもスカウサーだった。いい感じだ。
    IMG_4171.jpg
    メニューを見て、デビーにお勧めメニューを聞く。スカウスを勧めてくれた。早速それにする。ただ、スカウスが2つあって、一つはベジタリアン向けでもう一つが牛肉入りだった。私は牛肉の方にした。

    あとでサイモンが説明してくれたのだが、ベジタリアンの方が本物だという。つまり、スカウサー(リバプール市民)は貧しかったので、牛肉の代わりにイモなどの野菜を入れたのがスカウスの由来ということだった。なるほど。私は牛肉の方にしたので邪道だったわけだ(苦笑)。
    IMG_4178.jpg
    食事が運ばれてくる。見た目はけっこうモダンだったが、味は絶品だった。

    食事の場に、サイモンのいとこという人が合流した。この人もいい感じの人で、リバプール・ファンなのでいろいろ教えてくれる。昔話に花が咲いた。懐かしい名前がたくさん出てきた。

    あっという間に時間が過ぎ、マイクがホテルに迎えに来てくれる時間(18:20)になった。サイモンも一緒に乗って行くことになり、そのままIbisに戻ることになった。

    コメント

    非公開コメント

    プロフィール

    ピーエルエフジェイ

    Author:ピーエルエフジェイ
    平野圭子(ひらのけいこ)
    プレミアリーグ ファングッズ店長です。

    最新記事
    最新コメント
    リンク
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    QRコード
    QR