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    2017/4/4 マンチェスターユナイテッド 1-1 エバトン(オールド・トラッフォード)

    ディーンズゲートは、マンチェスター市からサルフォード、トラッフォード、ストレトフォードへと向かう玄関とも言える町だ。つまり、ユナイテッド・ファンにとっての地元の町。例の、シティ・ファンがカルロス・テベスの「マンチェスターへようこそ」ポスターを仕掛けた場所だ。

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    (ディーンズゲートの鉄道の駅)

    鉄道の駅と、トラムの駅が隣り合っていて、便は良いと思うが、なんとなく、暗い(電灯が少ないせい?)感じがして、あまり来ない。珍しいので、少しウロウロすることにした。そして、角にあったバーに入る。

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    (バーからトラムの駅方向を見たところ)

    バーに入り、ぼーっと外を見ていると、ユナイテッド・ファンらしき人がたくさん、トラムの駅に行く。なるほど、あの人たちと同じように、あの階段を昇ればよいのかと思った。

    しばらくしてバーを出て、DeansgateからOldTraffordへ向かう。トラムのホームはすごい人だった。さすがに。

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    (トラムの駅と、ユナイテッド・ファン)

    時間は、まだ17:00と試合前3時間というのに、既に人出があった。トラムはすぐに来て、込んではいたが乗り込めて、オールド・トラッフォードに着く。

    駅のすぐ隣にあるクリケット・グラウンドが工事中だった。こちらのオールド・トラッフォードは、クリケットでは名門で、インターナショナルの試合も行われる。スタンドのメンテナンス工事か何かだろうかと思いながら、通り過ぎる。

    そこを通り過ぎて、ずんずん歩くと、ルー・マカリのチップス屋などがある通りに面し、サー・マット・バスビー・ウェイとフットボールの方のオールド・トラッフォードに着く。

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    (オールド・トラッフォードのイースト・スタンドと、ホーリー・トリニティ像)

    ●試合

    ちなみに、この日に驚いた(しみじみ、感じた)のは、試合前にメインゲートにふらっと立っていると、会話のほとんどが知らない言語だったことだ。複数の言語が飛び交っていて、英語はほとんど聞こえない。アジア系の言葉ではないかと思う。この国際色は凄いと思った。リバプールもインターナショナルだが、ここまで外国語だらけというのは、さすがにないような気がする。

    マンチェスターのファンが、「ツーリスト」と言う気持ちがわかるような気がした。もちろん、私もその一人なのだが、そう呼ばれても文句は言えないと思った。今日の試合も満員ですぐに売り切れになっていた。直前になって(キャンセル分らしい)追加発売があって、ラッキーなことにチケットを今回もクラブから直で入手できたのだが、£41。地元のファンにとってはこの価格高騰は、いくら高くても買う外国人ファンがいるから、という不満が出るのはもっともだと思った。

    すみません。

    1時間前くらいに、ゲートをくぐる。セキュリティ・チェックはやはり、厳しかった。前回は何もなかったのに、今回は女性スタッフのいるターンスタイルに行ってと言われて、ボディ・チェックを受けた。さらに、バッグの中を開けさせられた。バッグの中身チェックは、なんと2回あった。すごい。ここまでやって、昨季のあのスキャンダル化、という気もした。昨季のがあったから、セキュリティが強化されたのか、どっちかわからないが。

    ただ、シティで問題になっているような(シティ・ファンが文句言うような)混乱はなかった。スタッフの数も多かったし、チェックはつつがなく行われた。ユナイテッド・ファンが「わがクラブの方では効率的にやっている」と言っていたが、その通りだと思った。

    スタンド裏のバーに行き、サイダーを買う。前回はビールしかなかったので、改善された!と喜んだ。

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    (日清がスポンサーになっているため、スタンドでプログラムを買うとカップヌードルがおまけに付いてくるという)

    スタンドに行く前に、Betすることにした。試合結果は1-1に£4、ゴールスコアラーは、オッズを見て考えた。ズラタン・イブラヒモビッチとロメル・ルカクだとベットする意味がない。あり得ない人に賭けようと思い、リストを見て考える。フィル・ジャギエルカ?うむ。これはあり得なさ過ぎた。じゃ、デイビスかな、という感じで決めた(正直、ジャギエルカは考えた。やめたけど)。

    窓口に持ってゆくと、ぎょっとした顔で受け取ってもらった。うむ、内容を見ると悲観的なユナイテッド・ファンか、ホーム・スタンドに紛れ込んでるアウェイ・サポーターに見えるだろう(どちらでもない、というのが真相だったが)。

    ちなみに、試合結果に関しては、引き分けだということにかなり自信があった。最近のユナイテッドのホームでの状況を見ると、誰もがそう思うだろう。問題は得点だけだと思った。当たったことは周知のとおりだが。

    もちろん、純粋に試合を考えると、残念な引き分けだったが。

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    (ベットとサイダー。マッチ・プログラムはゲートの前で買ったのでカップヌードルはもらえなかった)

    30分くらい前にスタンドに行く。私の席は、試合開始数分まで、右側が開いていた。しばらくして、人が来たので空席は2つだったが。左隣は人が来たが、その人の左は2つ、空席だった(記録は満員だと思うし、他の列は空席は特になかった)。はた目から見ると、私と左の人が組になってきているように見えただろう。

    その人は、バリバリの地元のファンという感じの人だったので、隣が変な外国人でがっかりしたのではないかと思う。座った瞬間はあいさつしたが、その後、試合中、一言も会話しなかった。

    で、この隣の人の動作は、申し訳ないが、おかしかった。ユナイテッドが本当に情けないプレイをし続けたので、何度も頭を掻きむしっていた(気の毒だが、笑いをかみ殺すのに必死だった)。

    でも、向かいのストラトフォード・エンドと同じくらい、一生懸命チャントして応援していた。1点取られた後も。偉いと思った、というか、地元のユナイテッド・ファンはこの人のような人々が標準なのだと実感したのは前回の訪問時だった。今回は、やはりその印象が確認された。

    つまり、チームが勝てないと監督クビを騒ぎ、インターネットで反乱を起こすようなグローリー・ハンターは「ツーリスト」だけなのだ、という、地元のファンの間での会話は、間違ってはいないと思う。

    すみません。

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    (イースト・スタンドからの風景。対面がストレトフォード・エンド)

    ちなみに、私はたぶん、途中で隣の人に正体がばれたのではないかと思う。もちろん、エバトンの得点の時に喜んだりという言語道断な行動はしなかったし、試合を通して声は出さなかった。ただ、要所要所の反応が(我慢できず)、いかにもエバトンを応援しているようなそぶりだったと思う。ルカクが絶好のチャンスで外した時、頭を抱えて呻いてしまったし。。。

    先制ゴールの時は、喜びをかみ殺すために下を向いて口を押えたので、この時は怪しくなかったと思うが。

    ただ、最後の同点PKは、頭を抱えて沈んでしまった。周囲は総立ちだった時に、だ。これは、普通の得点ならば立つだけは立ったと思うが(ストークの先制ゴールの時みたく)、この成り行きではその余裕もなかった。

    尚、シティ・ファンが「マンチェスター特有の現象?」と言っている、試合が終わる前に半分がいなくなる現象は、やはりあった。多くの人が80分くらに去っていった。隣の人は最後まで残ったが。

    シティ・ファンとユナイテッド・ファンが空席の数を数え合うジョークの応酬は、「TVで他の試合の見る限りでは、他のクラブはマンチェスターの2チームほどひどくない」という結論に達したことがあり、笑ったことがある。

    でも、ユナイテッドは今季、結構遅い時間に得点しているのに、それでも帰るの?という気はした。

    今日の試合も、帰った人たちは、同点になったことを知ってどう思っただろう、とふと思った。

    そうそう、試合中の両ファンのやり取りは結構、笑えた。マンチェスター対マージーサイドのチャントは、ユナイテッド対リバプールだけではなかった。エバトン・ファンは何度も「マンチェスターは△△だらけ(UEFAが昨季リバプールを処分した、あのチャント)」が出たし、ユナイテッド・ファンが「You Scouse B*** (スカウサー野郎め、という感じ)」を繰り返した。

    何より笑えたのは、サイン・オン(You'll Never Walk Aloneの替え歌で、失業ネタ)が何回か出たこと。エバトン・ファンに向かって、失業ネタはさておき、You'll Never Walk Aloneの替え歌を歌うとは。

    爆笑させてもらった。まじに。

    あとは、ユナイテッド・ファンがシティの歌を要所要所で歌ったところは、前回もそうだったが、微笑ましい感じだった。TVで見ていたシティ・ファンが、また喜んでいるだろうと想像できた。

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    (試合後のスタジアムからトラムの駅へ向かう途中で、フルタイム・デビルスがインタビュー)

    帰り道、トラムの駅に向かうと、さっそく、フルタイム・デビルスのインタビュー現場が見えた。立ち止まって聞く程に余裕はなかったので、さっと通り過ぎたが、耳に入った質問は、「ジョゼを今後も支持できるか?」というものだった。回答が聞けなくて残念だった。

    (早く帰った人が多かったせいか)76,000人も入るスタジアムの最寄り駅というのに、道もそれほど込んでもいないし、駅も想像の範囲内の混雑だった。列はあったが、トラムはすぐに来て、しかも最初に来たトラムに乗れたのだから、待ったとは言えない。

    前回、シティに行った時、試合後に1時間たってやっと最初のトラムが来て、そこから2台目のトラムにやっと乗れた、ということを考えると、人数の割にはユナイテッドの方が遥かに優秀だ。シティは、この点ではユナイテッド・ファンから笑われるのは仕方ないと思った。

    トラムに乗りながら外を見ていると、オールド・トラッフォードは近いと思った。たぶん、トラムが止まっても歩いて帰れるだろうと思った(ポケモンで慣れた私には、特に楽勝で歩けると思った)。後から行く、ストークのスタジアムに比べると、どのスタジアムも近いという気がするが。

    ホテルの最寄りの駅(ピカデリーガーデンズ)に着いたのは23:00より前だった。余裕でルームサービスを頼み、軽い夕食を済ませて、明日に備えることにした。

    さて、明日は本番だ!

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    プロフィール

    ピーエルエフジェイ

    Author:ピーエルエフジェイ
    平野圭子(ひらのけいこ)
    プレミアリーグ ファングッズ店長です。

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