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    プレミアリーグ観戦(2015/8/14)Liverpool vボーンマス

    今回の旅行では、毎日早起きしており、殆ど眠っていないことに気づいて、23:30にマッチ・オブ・ザ・デイが終わってすぐに眠ることにした。

    ところが時差ボケで、04:30に目が覚めてしまった。しばらくベッドに入っていたが、眠れないので起きることにした。ただ、今日はなにしろ帰りが遅くなるので朝は少しゆっくりしようと思い、8:30食事と計画していたのだった。

    7:30頃に街中に出て、またMENを買いに出る。ついでに紅茶をもう少し買っておいた。これが最後の買い物となった。リバプールでは、クラブショップで少し買い物をする予定ではいたが、いわゆる土産は買えない。本当に、凄い海外旅行になってきた....

    8:30、予定通り朝食にする。これがホテルでの最後の朝食だ。それからMENを読んで、9:30にコーチ・ステーションに向かった。1時間もかからないのでコーチで行くことにしたのだ。ちなみに、天気は今日も良いらしく、雨は降らないという。したがって、雨用のジャケット(Liverpoolの紋章付)は不要となり、いつものジャケットでそのまま出かけることにした。色なしの服装で、夜中にマンチェスター市内を歩いても問題ないという...まあ、もっともそういう危険はないだろうが。

    コーチのチケットを買って、10分くらい時間があったので周囲を散策することにした。運河のあたりを少し。なんと、マンチェスター市内ですらもろくに散歩していない。あの穴が開いたマンクニアン・ウェイにも行く時間がないままマンチェスターを去ることになる。ふむ。

    コーチはいきなり15分遅れで出発する。しかし、リバプール到着はほぼ定刻だった。高速道路は100キロ以上で走っていることは想像できた。

    リバプールのコーチ・ステーションに着く。ああ、ここは変わっていなかった。写真を撮り、Facebookにアップする。ふむ、遅い。今回はWiFiが殆ど使えなかったので凄いパケット通信になるだろうなあと想像しながら...。ホテルのWiFiも、パスワードを教えてもらったものの、あまりの遅さで使えない。PCは仕方ないが、モバイルはWiFiなしの方が速いので、ずっとなしで使っていた。

    そのままアルバート・ドックに向かう。すると、ミュージアムを過ぎたところにShankly Hotelが見えた。まもなく開店とは聞いたが、こんなところにあったのかと感動する。この町も、最初に来た時にはビートルズのゆかりの場所もろくにない、灰色の空の汚い街というイメージが強かったのに、今ではビートルズ関連の建物はあちこちにあり、凄い観光地になっている。リバプール・ワンも凄い大がかりのショッピング・ストリートだし。

    マシュー・ストリートに入ると、Cavernクラブの前には花束が置かれていた。すごい...

    Wall of Fameの前でストリート・ミュージシャンが歌っていたので、£1を献上した。ちなみに、アルバート・ドックのストリート・ミュージシャンは、なんとなくロジャー・ウォーターズに似た感じのおじさんだったので、この人にも結局£1を献上した。にっこり笑ってありがとうと言ってくれた。

    街中で音楽の生演奏が聞けるというのは良いことだから、そのくらい献上するのは安いものだとしみじみ思った。

    11:45ころにアルバート・ドックに入る。なんと、その時間から既に、明らかに試合のために来たようなLiverpoolファンが既にシャツを着て歩いていた。凄い。サンダーランドよりもシティの方がすごかったが、リバプールはシティよりも上だった。

    アルバート・ドックで食事をしようと思い、まずは一周(試合の日の願掛け)する。リバプール・ミュージアムの方に行き、隣のビルの入口にあるカフェに入ることにした。その時にはまだ誰も食事をしてなかったが、私が食事を頼んでテラス席に座って食べ始めると、どんどん食事の客が入ってきた。出る頃にはすっかりレストランらしくなっていた。

    ちなみに、ここではタパス3種類とワインにしたが、とても美味しかった。パンのおいしさには感激した。先にお金を払って席に着いて食べるパブのような方式で、どう考えてもパンは明らかに脇役なのに...

    食事を終えて、アルバート・ドックの方に戻り、逆方向に出てリバプール・ワンのクラブショップで買い物をすることにした。

    ふと、シャツが欲しくなった。やはり、シーズン初試合に色なしで行くのは何かという気がしてきたので、シャツを買うことにした。さて、誰にしようか?ふむふむ....浮かばなかったので、人気No.1のコウチーニョにした。そして、赤よりもアウェイの黒の方がかっこよく見えたので、ホームなのにと思いつつ、黒にした。

    レジでタグを外してもらって、いつでも着れる準備をして。

    バス・ステーションに着くと15:00過ぎだった。まだ少し早いし、甘いものが食べたくなったので、カフェに入って紅茶とケーキを食べる。そして、アンフィールドへ。16:00前には着いてしまうが、パブに入って少し休みながら回りをじっくり見て歩きたかったのと、シーズン初試合だから早い方が良いだろうと思った。結果は、正解だった。適度にゆっくり一周できた後で、パブはまだすいていて座れた。ガラガラではなく、既にファンが来ていたし。

    さて、フットボール・タイムの開始だ。このフットボール旅行のハイライトでもある。楽しまなければ。

    それにしても、メイン・スタンドの工事現場は凄かった。一角が完全に交通停止になっていて、広い範囲で工事が行われていた。工事現場の写真をぱちぱち取る。

    ペイズリー・ゲート横のパブに入る。ジン・トニックを買って(£6.5!!マッチデイ価格だ)、席に着く。そして、クラブショップで買ったシャツを着る。すると、向かいに座っていた北米アクセントの男性が「おお、シャツを着るの」と声をかけてくれた。この人たちと少し会話を交わした。カナダから来たという。(アメリカ?と聞いたらカナダだと言われた。ごめんなさいと謝った)。

    それから一服しに外に出る。煙草を吸っていると、目の前に立っていたタクシーの運転手さんが声をかけてくれた。「アンフィールドは初めて?」と質問されたので、いや、もう何回も来ていると答える。あなたは試合に行くのですか、と質問すると、その男性は、悲しそうな顔をして、「チケット代が高くて試合には行けない」と苦笑する。「今もここから歩いてすぐの場所に住んでいるのだが、試合には全く行けなくなった」。

    私は「26年前に初めて来た。その時はチケット代£8だった」と言った。すると、その男性は、急に親しい表情で話し始めた。1960年代にボーイズ・ペンに入っていた頃の話を聞かせてくれたのだ。6-7歳の頃に、車の番をするアルバイトをしながら、試合終了30分前になるとコップから入って試合を見て、それから終わったらさっと戻ってきて、車の番をずっとやってたふりをしたのだ、と笑った。ああ、なんと...伝統的なスカウサーという人だった。

    煙草を終えて、中に入る。そういって挨拶すると、その男性は「また会いましょう」と言ってくれた。なんか、サンダーランドでもそうだったが、今回は良い出会いに恵まれた。嬉しくなった。

    パブの中で暫く凄し、17:30頃に外に出る。さっきのタクシーはいなくなっている。お客さんを連れて走って行ったのだろう。

    まだマイクとの待ち合わせまでには時間があったので、Family Parkに入ることにした。歩く道の途中で、コウチーニョのシャツのネタで何人かと会話を交わした。やはり色を見に着けるべきだとしみじみ思った。そのうちの一組は、イタリアから来た男の子で(ご両親と一緒の3人組だった)、ミニョレのシャツを着ていた。このご家族とはFamily Parkでまた再会したのだった。あちら側も覚えていてくれて、ガッツ・ポーズをした。

    さて、Family Parkに入る。ここはまともに入るのは初めてだった。良く見るとアルコールを売っていた。さっそくワインを飲もうと思い、カウンターに行くと様子がおかしい。なんと、レジが故障してしまったらしく、急きょ販売中止になったという。みんな苦笑しながら、隣に行く。隣もレジが故障していたが、でも手作業で販売するという。

    めでたくワインを入手して、近くのテーブルに立った。すると、ステージで生演奏をやつていた。凄い。やはりシティだけではなかった...

    ふと見ると、ボーンマスのシャツを着た二人組が隣にいた。話しかけると、会話が始まった。この二人はオックスフォード在住で、今日はオックスフォードから来たとのこと。「ホーム・スタジアムは収容人数が僅か11,000そこそこだから、ホームのチケットを獲得することは至難の業。アウェイの試合にはできるだけ行こうと思っている」とのことだった。

    ボーンマスのチームや監督の話、アダム・ララーナがボーンマス出身であること、などなどいろんな話をしているうちに時間があっという間に過ぎて、18:30になっていた。マイクには18:45にはAbbeyに行っているからと言っておいたので遅刻だった。ボーンマスのふたりとお別れして、スタンリー・パークに向かった。

    Abbeyに入ったのが18:45だった。すると、マイクだけでなくサイモンやフィル、全員が既に来ていた。おお、さすがはシーズン初ホーム試合だ。しかも、フィルは珍しくLiverpoolのシャツを着ていた。フィルと、息子さんの話をした。フィルは喜んでくれた。息子さんは元気だとのこと。11年前に初めて会って、一緒にボルトンのアウェイに行った時のことを、次に会った時に鮮明に覚えていて、思い出話を語り合った息子さんだ。あの時には14歳だったというのに、なんともいい息子さんだ。この親にしてこの子あり、という感じ。ちなみに、フィルのお父さんとも会ったことがあるが、この人もとても良い人だ。そもそも、先祖代々シーズンチケット・ホルダーという人々はみな、すごく面白い面を持っている人格者ばかりだ。フィルのご一家も例外ではない。もちろん、マイクも。

    フィルの息子さんはマンチェスター大学に行っていた時に、リバプール市まで試合を見に来ていたのだから、今日の試合の後も問題なくマンチェスターに帰ることができるよ、とはマイクから聞いていた。

    さすがに今日はいつもより早めにスタンドに行くことになった。40分前くらいにパブを出て、スタンリー・パークを横切ってアンフィールドに行く。この一行は全員が先祖代々シーズンチケット・ホルダーだが、メイン・スタンドはマイクだけで、みんなシャンクリー・ゲートでとりあえずお別れする。

    マイクに連れられてメイン・スタンドに入る。裏側の工事はあったが、スタンドは何も変わっていない。ゲートも変わっていない。普通に入場できた。ちなみに、この日はクラブショップで買い物をして荷物を持っていたのでチェックがあるかと予期して、バッグの口を開けていたのだが、さすがにこのゲートはシーズンチケット・ホルダーが圧倒的に多いためか、チェックなどなしであっさり入れた。

    スタンドに入り、席までマイクが連れて行ってくれて、ハーフタイムに来るからと言ってくれて別れる。座ると、右となりは私と同じくらいの年代の女性だった。挨拶して、ちょっと会話を交わす。この人は、今日はゲストで、普通はこの席は友人(シーズンチケット・ホルダー)の席なのだとのこと。さすが、8月はどのクラブでもこのようなことが多い。

    さて、試合開始。You'll Never Walk Aloneは気合いを入れて歌った。この日のバージョンも拡張バージョンで、スピーカーが終わった後も、スタンドのファンが歌い続けた....ああ、日本ではテレビでこの場面が映っているのだろうと、ふと思った。

    えーと、試合のことはほぼ割愛する。というか、アンフィールドはジャイアント・スクリーンがないので、試合中に行われたことがあまりスタンドに伝わらない。

    あのゴールも、コウチーニョがオフサイドだったことは、試合後にパブに集合した時に初めて聞いた。その時には我々は、角度から言ってもオフサイドとは思わず(疑った人はいたが、レフリーの方が良い視界にあったので、レフリーを信じた^^;)、周囲でみんなで抱き合って喜んだ。

    ゴール祝いの後で、隣の女性がキャンディをくれて、みんなで食べながらゴール祝いをやった、と言う感じだった。返す返すも、楽しかった。

    ちなみに、後半早々にヘンダーソンが交代させられた時も、理由が負傷(まがい)だったとは、我々のスタンドでは誰も感じてなかった。というか、メイン・スタンドにいた我々から見えたヘンドの表情は、非常にムカついていた、というか、調子が悪いから交替させられた、ということに不満を感じていた選手のように見えた。

    試合中も試合後も、我々スタンドの間ではその話題で満載だった....ははは、テレビでは解説者が負傷の話をすぐにしたらしいことは、その日のマッチ・オブ・ザ・デイで聞いたが。

    試合が終わり、マイクと出口で落ち合って、パブに向かう途中にいろいろと情報を聞いた。マイクの席はエクゼクティブ・ボックスのすぐ後ろなので、ジョン・ヘンリが見えたとのこと。もちろん、その時点では私は知らなかったので、驚いた。「オーナーなのだから、たまには来るべきだ」と、先祖代々シーズンチケット・ホルダーのマイクは冷静に言った。その通りだと思った。

    パブに着いて、解散するまでの会話の中では、地元のシーズンチケット・ホルダーの間では、ブレンダン・ロジャーズは決して人気はないということが良く理解できた。試合後のインタビューの風景が、パブで放映されたが、この時間帯だったので音声はオフになっていた。そこで、みんなが「素晴らしい試合だった、と言っているのだろう」とものすごい皮肉交じりで語り合う。みんな、ロジャーズのジョークそのものという無駄な語りに辟易しているのだった....

    楽しいひと時が終わり、マイクにライム・ストリート駅まで送ってもらって、いよいよ今回の観戦旅行が締めくくる。もちろん、リバプールからマンチェスターに帰るという一仕事は残っていたが、電車は多くの人々がLiverpoolファンだったし、なんとなるような気がした。

    実際に、深夜過ぎの時間にビクトリア駅に着いてから、ピカデリーの近くのホテルまで15分くらい歩いて帰った時にも、まったく心配も感じなかった。トコトコ歩いて、たんたんとホテルに着いた。睡眠時間の少なさの方が心配だった...

    20150818 去る日

    05:00起きして、シャワーを浴びてから荷物をまとめて、チェックアウトする。06:05に部屋を出る。なんと、今回は天気快晴、これなら歩いて行ける。前回はいきなりの豪雨で、タクシーでピカデリーまで行ったというオチだったが、今回は大丈夫だった。

    徒歩15分弱、ピカデリーに着いて、空港までの切符を買って、電車を待つ。座りながら、時の速さをしみじみ感じた。ああ、今回は特に楽しかった...もう帰る日になってしまったのだと残念なくらいに。

    昨夜、マイクおよびいつもの一行と別れた時に、次はいつ来るの?とみんなから質問された。例のごとく。そして私は、たぶん来季になると思う、と答えた。いつものように。この日々がいつまで続くのかわからないが、続く限りは大切にしたい。

    そして、さようならマンチェスター。また来ます。

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    こんにちは。
    観戦記、楽しく読ませていただきました。

    思えば数年前のこの時期、初めてのアンフィールド(かつ初めての海外旅行)に行く決意をしたものの、不安でいろいろと情報を調べていたときに管理人様の観戦記を見つけ、ふむふむと読んでからがこのブログ、コラムとの出会いでした。

    おかげで、試合結果(0-2で敗戦)以外は本当に良い旅行になりました。

    これからも管理人様のいろんな記事を楽しみにしています。

    プロフィール

    ピーエルエフジェイ

    Author:ピーエルエフジェイ
    平野圭子(ひらのけいこ)
    プレミアリーグ ファングッズ店長です。

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