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    プレミアリーグ観戦(2015/8/14)マンチェスターvチェルシー

    2日目、今日は出発はややゆっくりなのでたっぷり朝食が取れると思っていたところ、思惑が見事に外された。というのは、7:30にレストランに行くと、なんとアジア系の国の小学生らしき団体(100人くらい?)がレストランを占拠していた。引率の先生らしき人が列を作らせて、子供たちがずっと朝食のコンポートを占め続けていたのだった。

    うむむむ....空いてる席を辛うじて見つけて座る。というか、隣にいた男性(1人)にこの席空いてますかと質問すると、ひどくぶっきらぼうに「知らない。私は自分の番を待っているだけだから」と言われた。あらあら、相当お怒りのようで。

    ただ、後から考えると、アジア人なので私もこの団体の一人だと思われたのではないかと思った。黙って席に着き、しかたないので紅茶だけついで来て、席に座って子供の列が切れるのを待つことにした。(30分くらいして、隣の男性は私がこの団体の一人ではないとわかったように見えた)

    とにかく、待っても待っても子供の列は切れない。8時過ぎた頃に、隣の男性が引率の先生を呼びつけて、苦情を付けていた。そうとう激怒しているように見えた。

    この団体以外の客はパラパラといて、子供の列に入って取っていた。それにしても...

    40分くらい待って、やっと子供の列が切れたので自分も食べ物を取りに行く。すると、目玉焼きのプレートのところで引率の先生と一緒になった。ふと見ると、目玉焼きがなくなっていた。

    その先生は、ホテルのスタッフに向けて「目玉焼きが切れている」と文句を言う。うむ...私は、その先生に向かって「こんなに一気に団体が入れば切れますよ」ときつく言った。すると、その先生は謝り口調になった。

    ともあれ、そのような感じで、2日目も朝食をろくに取れなかった。諦めて、8:30朝食を終えて部屋に戻った。9時過ぎくらいには出て、まずはスタジアムに行こうと思っていたのだった。というのは、紙のチケットを受け取りに行く必要がある。昨夜のメールでは、チケットオフィスは10時に空くと書かれていた。ただ、チケットの購入確認が8/13に届いた時には11時に空くと書かれていた。なんとも、混乱続きだった。

    何しろ、サウス・スタンドが拡張工事を終えて3階スタンドが新装開店だ。シーズン初のホームの試合にスタンドの新装開店、そのスタンドのシーズンチケットが£299で売られることになったので、これまでのシーズンチケット・ホルダーで希望者は場所を移ることもあり、という仕組みになっていた。

    で、その新スタンドは、試合の前に市の許可が必要ということで急きょ8月12日にオープン・トレーニングをやって、そこで市の許可が取れたら初めてGOが出るということになっていた。したがって、サウス・スタンドに移動したいシーズンチケット・ホルダーの元の席が一般販売(メンバーも含めて)になるか否かも、8月12日のオープン・トレーニングにかかっていたのだった。

    なんとなんとなんと、そのような次第で、8月16日の試合が、チケットが確保できたのが8月13日だった。しかも、Confirmation mailには「紙のチケットを郵送します」と書かれている。これを見て度胆を抜かれた私は、郵送なんかされると困る、と思い、すぐにメールで「当日スタジアムで受け取り希望」と送ったところ、すぐに返信がきて「外国の住所のファンには送らずに当日受け取りになっています」とのこと。翌8月14日には5:00起きで出発したというのに、そんなことを直前までバタバタやっていたことは、後から振り返ると滑稽だった。

    ともあれ、ますます混乱を悪化させているのではないか、と苦笑する。でも、いちいち回答くれるところはえらい。今回のことでは、たぶんクラブのスタッフはシフトだとは思うが徹夜で働いたように見える。3日間でこれだけのことをこなすのだから...

    しかも、もともとシティはシーズンチケットやらメンバーシップ・カードの郵送が非常に遅い。スタンド移転したシーズンチケット・ホルダーに至っては、紙のチケットの郵送すら遅れたり、ばたばたと混乱が続いていたという話だった。

    その過程でクラブ側が間違いを起こして、ファンの移転先の座席が実は使えない席だと分かった、とかいう事件も発生していて、地元のファンの間で、MENに訴えた人もいたという。

    そんなゴタゴタが起こっていたので、チケットは早めにゲットしておいた方が良いと思い、マッチデイは、朝早くにまずはチケットを受け取りに行くことにしたのだった。

    ということで、トラムで2往復はするだろうと覚悟していたので、一日券を買うことにした。£5だったが、コインがないので£20札を入れた。すると、おつりが£1コイン15個で来たのには絶句した。なんと...朝から財布が重くなる。

    9:15、トラムに乗り、Etihad campusへ。9:35くらいに到着。同じトラムに乗っていた日本人二人組と会う。日本人だとお互いにわかったので、日本語で会話をする。彼らも私と同じく、朝のうちにチケットを受け取りに来たとのこと。ただ、その場所がわからずないという言葉を交わした直後に、はぐれてしまったが。

    クラブショップの前には、最も目立つところにラヒーム・スターリングの写真があった。ああ、大切にされているんだなと思った。ちなみに、私はLiverpoolファンの中では少数派で、ラヒームについては特に他意はなかった。シティで育って、スターになって欲しいと、純粋に願っていた。ラヒームにとっては今のLiverpoolよりはシティの方が成長できる環境があるだろう、と。

    そして、少し写真を撮りながら、クラブショップから出て行くスタッフに質問して歩くことにした。最初の人はわからなかいようだったが、次の人は確実な回答を持っていた。クラブショップの前のステージに裏側に「matchday ticket sale」と書かれた窓口が並んでいる。そこで10:00から発売だと言われた。「列ができると予測したので早く来た」と言うと、にっこり笑ってくれた。朝からスタッフは忙しそうに歩き回っていた。新装開店のスタンドとシーズン初の試合、しかも昨季のチャンピオンが相手と、二重三重に忙しかったのだろう。

    ふと時計を見ると9:45だったので、並び始めることにした。すでに並んでいた人が6-7人くらいいた。ちなみに、さきほどの日本人二人組とは合わなかった。彼らはどこに行ったものかとふと思ったが、その後も彼らとは合わずに終わった。

    列に着くこと15分、10:00になるとすぐに、正確に時間ピッタリに窓口が4つ開いた。私は2回目の番で、あっさり10:08にはチケットが発券された。

    それから、マッチデイ・ツアーの出発点を探すことにした。前回はコリン・ベル・スタンドの中で待ち合わせだったが、今回はなんとクラブショップの2階がミーティングポイントになったと言われた。ああ、質問して良かった。十分に時間があったので、先にトイレに行っておいた。更に、外に出てタバコを吸う時間もあった。準備万端!

    10:25くらいにツアーの集合となり、出席を取りながらタグを渡される。全員そろって、出発。コリン・ベル・スタンドの入り口で説明が開始する。ただ、結論から言うと、ツアー・ガイドは新人のようだった。最初の説明では、時間は1時間半で、あとからプレミアリーグのトロフィーが見られる、ということだった(と思う)。でも、1時間で終わり、トロフィーはなしだった。マッチデイ・ツアーはトロフィー・ルームには行かないのだと、終わる直前に誰かが質問した時に言われた。なんと...

    ともあれ、1時間のツアーでは、新装開店のサウス・スタンドの写真が取れた。コリンベル・スタンドの入り口裏にあるミュージアムには、昨季のアグエロのゴールデン・ブーツが陳列されていた。

    それからスタンドに行く。サウス・スタンドの前に大きなバルーンが4-5個あった。これは新装開店を祝う垂れ幕みたいなものになるらしかった。凄い。こんな時間から準備しているのだ、と感心した。

    ちなみに、ガイドさんの説明は、このあたりからややダルくなってくる。全く同じ話を繰り返したり...暫くして、前回のツアーの時のガイドだった女性スタッフが来て、ガイドさんに入れ知恵をしている。新人なのだろうかと思ったのはこの時だった。

    選手の控室はなしで、最後はピッチに行く。ベンチを見せてもらって、ピッチ・サイドで写真を撮って、それが終わりだった。

    ツアーが終わって外に出ると、時間は11:35くらいだった。ふと見ると、この時間なのに(試合開始4時間半前)、もう人が集まってきている。凄い。マッチデイだ、としみじみ。

    クラブショップで買い物をして、12時。ホテルに戻って荷物を置いて、昼食を取ってから2時間半前くらいにスタジアムに戻ろうと計画する。

    なんとなく試合前だしワインが飲みたくなったので、ワインを飲みながらサンドイッチ程度の軽食、と思ったところ、選んだ店が間違いで、アルコールなしだった。仕方ないので、コーヒーでサンドイッチとクロワッサンを食べる。パンは美味しかった。そう、イングランドのパンは美味しいのだ。ホテルの朝食に置いてあるパンはかたくてぱさぱさしているが、ふつうのカフェやレストランは、昨日のサンダーランドもそうだったし翌日のリバプールもそうだったが、パンは美味しい。イギリスのパンはフランスに比べると、隣の国なのにこんなに差があるのかと驚くくらいにまずい、と書いていた旅行案内書が昔あったなあと思い出した...

    今回は市内観光をする暇がないので、さらっと街中を歩くことにした。マーケット・ストリートのシティ・ストア(クラブショップ)の隣のDWスポーツは、入り口にユナイテッドのシャツが飾られている。リバプール・ワンの2つのクラブショップみたいだと苦笑。

    それからトコトコ歩いてピカデリー・ガーデンに行く途中で、ストリート・ミュージシャンがいた。とても素晴らしかったので、£2コインを出した。にっこり笑ってありがとうと言ってくれた。ポップ・ミュージックで有名なマンチェスターのストリート・ミュージシャン...

    ピカデリー・ガーデンに着き、トラムに乗ることにした。なんと、次のはEtihad campus行きだった。これはつまり、マッチ・デイの特別トラムなのだろう。2時間半前なのに。

    そして、明らかに試合に行くと思われるファンがたくさん乗っていた。Etihad campusで降りて、写真を撮りながらスタジアムに向かう。次第にマッチ・デイの雰囲気になってきた。

    さて、シティ・スクエアに着いて、さきほどワインを飲みそこなったので、さっそくサマビー・バーに入る。入口でチケット・チェックやっているバーだ。

    ところが、カウンターに行くとワインを切らしていると言われる。なんと、なんと...今日はワインについていない日なのだろうか?

    諦めて、敷地内のナショナル・サイクル・センター(?)のバーに行く。すると、ここではワインがあった。テレビがあって、パレス対アーセナルの試合を放映していた。すでに少なくないシティ・ファンが入っていて、テレビを見ていた。

    £3.5でワインを買って、テレビを見始めた瞬間にアーセナルが1点取る。あらあら、と思っていたら、暫くして同点ゴール。みんな大ウケだった。しばらくテレビを見ていたが、前半終わったところで再びシティ・スクエアに出ることにした。この試合は見たかったが、現地のマッチ・デイを楽しみたい気持ちの方が強かった。

    案の定、シティ・スクエアではステージでミュージシャンが生演奏していた。見ていると、しばらくして演奏が休止して、テレビが選手の入場を映した。おお、凄い...

    14:30、だんだん人が増えてきた。さすがシーズン初試合で、かつ、新スタンドの開店日だった。

    それから、スタジアムを一周する。私のスタンドはイースト・スタンドなので、シティ・スクエアの正反対の場所になる。

    ゆっくり歩くと、もう試合前40分くらいになったので、中に入ることにした。スタンド裏のバーでワインを飲み、それから席に行くことにした。私の席は、3階席だとは分かっていたが、実際に行ってみると、3階でも更にずっと上の席だった。ふむ。高所恐怖症にはつらい席だった。行くと、既に隣の親子連れがいて、にっこり笑って挨拶をした。ただ、すぐ前の席の人はまだ来てなくて、空席なので空間がある。座るとめまいがしそうになった。幸い、私の席は端だったので、手すりにつかまることにした。

    さて、両選手が入場してきて、アナウンスが始まる。事前に噂に上っていた、というかシティ・ファンから聞いていたのだが、サウス・スタンドに入るファンは紙ふぶきに参加してくださいということだった。そのタイミングというのが選手入場ということだった。ふむふむ、あまのじゃくのファンは紙ふぶきをいたずらする計画を話し合っていたが、概して、新装開店らしい華やかな紙ふぶきになった。もちろん、いたずらを実行したファンがいたが(タイミングを外してやった)。

    そして、ジャイアント・スクリーンではプロモーション・ビデオが流れる。シティ・ファンと選手が交互に出てきて「あなた方のために歌います」(ファン)、「あなた方のために戦います」(選手)、と語る、それがいい感じで流れた。最後がアグエロの「あなた方のために得点します(にっこり笑う)」。その言葉がこの日の試合で実現したことはご存知の通りだった。

    なんかいい感じで開始した試合は、シティが最初から飛ばす。見ていた私は、昨日の試合に比べてあまりにも違う、その差の大きさにぐらぐらした。明日はこれの後だから見劣りするなどということはないだろうか、という心配すらしてしまったくらいだった。

    最も、チェルシーの新キーパー、ベゴビッチがセーブを重ねる。アグエロの凄いシュートをことごとくセーブするベゴビッチ、いい感じの緊迫した試合になってきた。ただ、チェルシーの10人の選手はいまいち、参加していない気がする...

    そして、この試合のハイライトは、ガリー・ケイヒルがけがをして、チェルシーのメディカルがピッチに入ってきたことだった。先週のあの事件は凄い紆余曲折に発展し、週末にはとうとう、モウリーニョと決別した(?)チェルシーのドクター、エバの元彼氏がエバとのプライベートな話をタブロイド紙に暴露したことで、凄い話になっていた。あまり詳細に触れる気にもなれないが、モウリーニョがエバと決別した理由はエバがチェルシーの選手と浮気していた、という感じの話に発展していたのだった...

    ともあれ、イングランド中のスキャンダルになっていたその話の直後で、チェルシーの代理メディカル・チームが選手の手当に走ってきたことから、シティ・ファンは皮肉なチャントを送り、更に「明日の朝にはクビになる」と、メディカル・チームに向かってチャント。これにはスタンド中が爆笑、この日のマッチ・オブ・ザ・デイでも笑い話のネタになった。

    更に、ケイヒルの手当がまだ続いている時にディエゴ・コスタが怪我をして、血を流して倒れた事件があったので更に、これはモウリーニョが一人負け、という感じになった。結局、シティのメディカル・チームが援助に走ったわけだが、スタンドのシティ・ファンはモウリーニョにアンチのチャントを浴びせ、続いてエバに対する支持のチャントをやって、また爆笑を買った。いやはや...

    後半の事件は、これはこの週のモウリーニョの「チームの成績の目くらまし」に使われることになったわけだが、ジョン・テリーが交代させられたことだった。これは誰もが深読み(?)して、「モウリーニョのジョン・ストーンズに対するメッセージ」と解釈された。

    試合は3-0と圧倒的にシティが優位で終わった。と、第三者の目で見ても思ったし、2-0になった時点でアウェイ・スタンドには空席がだんだん増えた様子が見て取れた。このアウェイ・スタンドの空席について、ユナイテッド・ファンがなんと言っているか聞きたい気がしたくらいだった。

    そして、モウリーニョが試合後のインタビューで「ベスト・チームが負けた。試合結果は偽物」とのあのコメント。これは、その日のマッチ・オブ・ザ・デイで「試合結果は確かに偽物。シティは3-0ではなく5-0で勝つべきだった」とアラン・シーラーとルート・フリットから突っ込まれていた。

    そんなポスト・マッチ・アトラクションを1時間ちょっと、シティ・スクエアに座って見た後で、やっと市内方向のトラムが来始めたとアナウンスが流れたので、私も帰途に着くことにした。しかし、トラムが1時間も来ないとは、シティ・ファンが文句を言っていた理由も理解できるような気がした。

    ともあれ、1時間20分待った末に来たトラムに乗って市内に戻る。言うまでもなく、トラムの中はシティ・ファンで満員で、ファン・ソングやチャントの大会になった。さすがシティ・ファンで、その方向はすぐにユナイテッド・ソングに流れ、延々とユナイテッドの歌が続く。あの定番の「スモール・クラブ」は勿論、グローリー・グローリー・マン・ユナイテッドの替え歌やら、延々と続く。「シティ・ファンはアンチ・ユナイテッドとしてだけ存在する」という固定観念を、わざとやっているとしか思えない。自分たちのチームが勝ったお祝いよりもユナイテッドをコケにする歌の方が盛り上がるのだから...

    ピカディリーに着く頃には、私は笑い過ぎて涙が出てきた。すると、隣に立っていた男性が「楽しんだ?」と言って笑っている。

    ちなみに、最後の方はヤヤ・コロ・チャントになり、これは私も参加した。これ、本当に楽しいなあ。コロがいなくなってもまだ現役バリバリだが、ヤヤがいなくなる暁にもまだ続くように思う。これがお蔵入りするのはもったいないとしみじみ思う。つい、日本でもやりそうな気がして怖い....

    ピカデリー・ガーデンで降りて、そのままホテルに戻る。もう19:50になっている。昨日はサンダーランドでまる一日費やしたが、今日はずっと市内にいたというのに、今日もまる一日をマッチ・デイに費やした。明日は本命のリバプールで、帰りは最終の00:20着の電車が決まっているが、朝もそれなりに早く出るつもりなので、まる3日をフットボールだけで過ごすことになる。これは新記録かもしれない。買い物などする暇はない。このために来たのだから良いか、と思いつつ...

    夕食は、今日だけがまともに食べられるのだからと思い、中華街に行く。ただ選択は外れた。看板と異なる内容のメニューが出てきた時にやめればよかったのだが、高くてまずくて半分残したような食事で終わった。まあ、こういうこともあるか。

    ふと、今回は食事は運がないかなと思った。

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    プロフィール

    ピーエルエフジェイ

    Author:ピーエルエフジェイ
    平野圭子(ひらのけいこ)
    プレミアリーグ ファングッズ店長です。

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