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    クラブの価値

    4月20日、アーセン・ベンゲルが「慎重に検討し、クラブとも相談した結果」今季末で22年間続いたアーセナル監督職を去る決断を発表した。「このような長い期間に渡って、このクラブに忠誠を尽くせたことを光栄に思う。このクラブをスペシャルなクラブにするために努めている人々に感謝している。クラブのスタッフ、経営陣、そしてファンの方々。チームが出来る限り良い成績で終われるために、ファンの方々にはサポートをお願いしたい」。

    「そして、アーセナルを愛する人々に、このクラブの価値を守り続けることをお願いしたい」。

    これに対して、ベンゲルの下で働いた新旧選手たちから感傷のこもったメッセージが出た。真っ先にSNSにポストした中にアレックス・オクスレイド・チェンバレンがいた。「あなたが僕を信頼してくださったその恩は永遠に忘れられません。いろいろなことを教えてくださり、常にサポートしてくださいました。監督、ありがとうございました」。

    そしてメディアが一斉にベンゲルの22年間の業績を称える中で、少なくない全国紙が「ベンゲル退陣の真相」と題する記事を掲げた。いわく、前週末のニューカッスルでの敗戦(試合結果は2-1でニューカッスルの勝利)が最後の楔となり、オーナーはベンゲルの解任を決定した。そこでベンゲルは、クビになる前に自分から去る決意を下した、というものだった。

    アーセナルの「ファン」という人々が、ベンゲルの退陣を求めるバナーやプラカードを掲げる姿はここ1-2年で顕著になっていた上に、今季のプレミアリーグでもトップ4入りが困難になった2-3か月前から、エミレーツ・スタジアムでは空席が目立つようになった。ダメ押しが、来季のシーズンチケット更新を見送る件数の激増だった。

    そんな中で、チームを問わずライバル・ファンの見解は一致していた。「ベンゲルは、イングランドのフットボール界に改革をもたらした偉大な監督。確かに、近年はチームの成績や選手の停滞もあり、タイミングを誤ったきらいはある。しかし、自分のチームの応援に出かけたはずのファンがスタンドでアンチのプラカードを掲げるような、そんな処遇は不条理としか言いようがない。ましてやベンゲルが22年間の在任に終止符を打つ決意を明らかにした今、その業績を評価し、心から感謝して送り出すこと以外の『裏話』などを掲げるメディアには嫌悪感を禁じ得ない」。

    Liverpoolファンも例外ではなかった。「メジャーなトロフィー10、それ以外に決勝進出は数えきれない。ベンゲルはアーセナルのクラブ史上最も重要な人物の一人として永遠に名を刻んだ。正直、1年前に去るべきだった、という意見は否定しないが、ファンとしては、チームが勝てない不満の矛先は間違っていた」。

    ベンゲルがアーセナル監督に就任して以来、イングランドのフットボール界にもたらした改革は、フランスやその他の国から有能な若手選手を発掘し、テクニカル面を一新させたなどのピッチ上の事象だけではなかった。食事や飲酒などの生活習慣の改善、トレーニング・グラウンドの設備の充実、そして「アーセナルのようなビッグ・クラブにとってハイバリー(※アーセナルの旧ホーム・スタジアム)は小さすぎる。クラブの発展のために、6万人収容の新スタジアムが必要」と唱えた。それらは、今ではプレミアリーグの殆どのクラブが採用し、イングランド・フットボール界の標準となった。更に、スタジアム新築の費用捻出のために、選手補強投資を緊縮しながら、チーム力を維持したのもベンゲルだった。

    「22年間のうち20年間連続CL出場を達成した、それもネット収支ではサンダーランドよりも少ない金額で。オーナーがCL出場で収入が入ってくるからと胡坐をかいている傍ら、ベンゲルはクラブの価値を守るために一人で働いた」。

    ベンゲルが、折に付けLiverpoolファンを称賛したことは有名な話だった。アーセナル・ファンの「アンチ」の動きが目立ち始めた2016年11月には、「私が最も好きなスタジアムはアンフィールド」と宣言し、Liverpoolファンの間でも大きな話題になった。「Liverpoolは、ビッグ・クラブの中で最も深淵なファン・ベースを誇り、スタジアムには常に特別のバイブレーションがみなぎっている」。

    そして、重大発表の直後のウエストハム戦で、エミレーツ・スタジアムのスタンドでは、アンチのプラカードに代わって「ありがとうベンゲル」のバナーを掲げるファンの姿があった。アーセナルが4-1と勝った試合後の記者会見で、ベンゲルは語った。

    「ファンが喜んでくれる姿を見ると、私は嬉しくなる。ファンが喜んでくれるためならどんな苦労もいとわない、と思っている」。

    「このクラブは世界中で敬意を受けている。イングランドよりも遥かに高く評価されている。このところのわがクラブのファンは、私が望むクラブのイメージに沿っているとは思えなかった」。

    チームのゴール

    4月14日、サディオ・マネ、モー・サラー、ボビー・フィルミーノのゴールでLiverpoolがボーンマスに3-0と勝った試合後のインタビューで、ジョーダン・ヘンダーソンが、「モーが3点とも自分のゴールだと主張した」と、ニヤッと笑ってジョークを言った。見ていたファンは、「選手も我々ファンと同じジョークを言っていることが分かった」と爆笑した。

    これは前週4月7日のトットナム対ストーク(試合結果は1-2でトットナムの勝利)で、決勝ゴールとなったクリスティアン・エリクセンのフリーキックが、試合後にハリー・ケインのゴールとして記録が修正された出来事をネタにしたものだった。4月9日付けで、トットナムのクラブがプレミアリーグに対して正式に申請したというニュースが報道された時、イングランド中が蜂をつついたような騒ぎになった。

    今季のプレミアリーグの得点ランキングで、その時点で29のサラーと4差で2位に付けていたケインが首位奪還宣言をした直後のことで、ストーク戦の得点記録申請の意図は、誰の目にも明らかだった。「ゴールが決まった直後にハリーがガッツポーズをしたから、彼が触ったのだろうと思う。僕は全く問題ない」と、エリクセンは笑顔で語った。

    Liverpoolファンの間ではさっそくジョークが流行した。CL準々決勝のマンチェスターシティ戦(試合結果は1-2でLiverpoolの勝利)でサラーが同点ゴールを決めた直後に、「明日になったら、ケインが『ネットに入る前に僕がヘッドを当てた』と修正申請をするだろう」と笑った。

    「自分の個人記録達成のために、チームメートからゴールを奪う行為の是非はさておいても、クラブが後押しする意図が分からない」と、第三者のファンが驚いて目を丸くする中で、マウリシオ・ボチェティーノは、「本人たちが話し合って決めたことで、クラブに直接掛け合って申請した。私は何も絡んでない」と冷静だった。「私にとってはチームが3ポイントを取ったことが重要で、誰が得点したかはどうでも良いことだから」。

    そして、4月14日のマンチェスターシティ戦(試合結果は1-3でトットナムが敗北)で、得点がなかったケインに対して、今季プレミアリーグ通算30ゴール目で差を5と広げたサラーへの温かい拍手が、イングランド中から沸き上がった。

    BTスポーツのインタビューで、「あなたを得点王にしようと、チームメートが一生懸命パスを出していますね」と聞かれて、サラーはにっこり笑った。「チームメートが得点チャンスをたくさん作りだすことは良いこと。それはチームが勝つためにやっていること。僕は毎試合でも得点したい。チームが勝つために」。

    得点王を意識しているか、との誘導尋問に対して、「意識してないと言えば嘘になる」と、サラーは笑顔で答えた。「でも、チームが勝つために得点を目指している。好調に得点を重ねているのは僕だけでない。ボビー・フィルミーノも昨季より記録を伸ばしている。全員が勝つために頑張っている」。

    Liverpoolで活躍するサラーの雄姿を歓喜で見守る母国エジプトで、名士として知られる元コーチのハッサン・シェハタが、サラーについて語った。「サラーはこれだけ成功した今でも、母国に忠実で、浮ついたことは一切せず、地に足を付けてプロとしてフットボールに全力を捧げている。アルコールも飲まず、信仰深く、そして家族や友人知人に対する感謝を忘れない」。

    サラーが母国や故郷の様々な施設や団体に財政的な貢献をしている実話は数多く、3月にも、難病に苦しむ少年(お父さんの知人の息子さん)の治療費を寄贈した上に、激励のメッセージを送り続けているというエピソードが伝わった。

    「息子にとってサラーはヒーロー。そのヒーローから電話で励ましの言葉をかけてくれているお蔭で、苦しい治療にも頑張れる」。

    サラー熱はマージーサイドでも確実に燃焼していた。市街地にある、サラーのお気に入りのアラブ料理レストラン'バクチッチ(Bakchich)'では、今年3月から「サラーが得点してLiverpoolが勝った試合の後は、フムスの無料サービス」を実施しているという。

    「サラーが必ず注文する料理ということでキャンペーンを企画した。以来、サラーの得点記録と同じく、フムスの人気が高まった。サラーはピッチの上だけでなく、街中でも郷土のイメージアップに貢献しているヒーロー」と、同レストランのオーナーは微笑んだ。

    かくして、チームメートから信頼され、母国の人々から崇拝され、クラブの地元市民から慕われているサラーは、Liverpoolファンの絶対的支持も集めていた。

    BTスポーツのインタビュアーが得点王絡みの質問に固執する後ろで、スタンドのLiverpoolファンが歌う「モー・サラーがウィングを走る」チャントが鳴り響いた。ファンに向かって笑顔で手を振りながら、質問を無視して「チームが勝つことが重要だから」と答えたサラーに、インタビュアーが根負けしたかのように言った。「ファンの歌がさえてますね」。

    サラーは目を輝かせた。「この歌、大好き!」。


    得点を生み出すミッドフィールダー

    4月4日のCL準々決勝、対マンチェスターシティ1戦目で、アレックス・オクスレイド・チェンバレンのゴールに絶妙のパスを出したジェームズ・ミルナーが、今季CLでのアシスト記録を8とした(試合結果は3-0でLiverpoolの勝利)。シーズン中のアシスト数としては、2013-14季のウェイン・ルーニー(マンチェスターユナイテッド)、2016-17季のネイマール(バルセロナ)と並ぶCL史上トップとなった。

    しかも、その8アシスト達成の出場時間は、ルーニーが765分、ネイマールが797分に対してミルナーは僅か452分という快挙だった(※CLのアシスト記録は2003-04季から集計されることになった)。

    「昨季はレフトバックとして出ていたミルナーが、昨年夏の戦力補強でミッドフィールドに再シフトされることになった時に、本来のポジションに戻ったとは言え、ここまで重要な戦力になるとは期待していなかった」と、Liverpoolファンは嬉しい誤算を語り合った。

    ちょうどその頃、昨年6月にミルナーの古巣の一つであるアストンビラ(所属2008-2010、その前にローンで2005–2006)の地元紙バーミンガムメールが、「ビラは果たしてジェームズ・ミルナーの穴を埋めることができるだろうか?」という見出しの記事を掲載した。

    「ミルナーがマンチェスターシティに引き抜かれて5年経った2015年の夏に、その疑問を投げかけた。記者の予測はNOだったし、更に2年経った今も状況は変わらない。ビラでの89試合で20ゴール、最後の2009-10季だけで7得点12アシストを記録した『得点を生み出すミッドフィールダー』ミルナーの穴を、単独で埋められる選手を探すことは不可能に近いタスクだった」。

    「Liverpoolのユーティリティ・プレイヤー(※)ミルナーが、相手ディフェンスを突き破り、コンスタントにゴールを生み出す姿は、ビラがその代わりの選手を探し続けて見つけられずに苦しんでいる現状を物語っている」と、同記事は哀愁に満ちていた。
    ※ユーティリティ・プレイヤー:いろんなポジションで使われる選手。チームの中心人物として専門的な役割を果たす選手ではない、どちらかと言えばネガティブな印象を持つ表現。

    「僕はユーティリティ・プレイヤー」と、ミルナー本人がバーミンガムメール紙の記事を裏付けた。「昨年は、監督から命じられてレフトバックをやった。それはチームのために必要なことだったから、全力を尽くした。今季はミッドフィールドに戻してもらえることになったので嬉しい。勘を取り戻すまでに少々時間がかかるかもしれないが、自分の希望するポジションだから頑張りたい。ミッドフィールドの方がよりゴールに貢献できるから」。

    本人も覚悟した通り、ミッドフィールドでは即座にレギュラーの座に復帰できたわけではなかった。しかし、試合に出れば常に安定したプレイを見せたミルナーは、次第にピッチの上でも重要な要員になっていた。

    「試合に出られなくても文句ひとつ言わず、リズムが掴めないと言い訳するわけでもなく、出れば必ず信頼に応える今季のミルナーは、2015年に入って来た時に期待した通りの戦力になっている。両フルバック、ウィングバック、セントラル・ミッドフィールド、両ウィング、PK担当、シティ時代には臨時ストライカーだったこともある。どのポジションでも及第点以上出してきた経験とノウハウを、ピッチ内外で発揮している」と、ファンは笑顔で語りあった。

    かくして、アシストのCL記録に並んだシティ戦の試合後の記者会見で、ユルゲン・クロップは、「ミルナーのミッドフィールドでの活躍について感銘を受けているか」という質問に対して、即座に首を横に振った。「感銘を受けるかって?そんなことはない。何故なら、ミリー(ミルナー)は最高の選手だということを、私は知っているから。今のミリーの活躍は、本人の実力そのもの」。

    「ミリーは本当に素晴らしいフットボーラー。経験豊富で、チームメートに対する影響力ではこの上なく重要な人物」。

    さてLiverpoolは、4月10日にCL準々決勝2戦目に臨む。エティハド・スタジアムでは、9月のプレミアリーグ戦で5-0と大敗した記憶を手繰るまでもなく、1戦目の3-0の「貯金」は何の保証でもないことを、クロップは強調した。「CL準々決勝は今がハーフタイム。アンフィールドでの試合後に、ハーフタイムに3-0で勝っているからと言って喜んだ選手など、誰一人なかった」。

    ミルナーが、監督の言葉を裏付けた。「シティの攻撃力は誰もが知る通り。我々は、チーム全体で守る必要がある。一人でも気を抜けばそのギャップを突かれることは自明。しっかり守って、そして得点して勝つことを目指す」。

    ダービーとCL準々決勝、どちらが優先?

    毎年5月の最終週になると、マンチェスター・イブニング・ニュース紙は、赤いページと青いページの両方で「クラブ史上最も重要な大勝利」である1999年5月末を記念する特集記事を掲載する。赤い方のユナイテッド・ページの「大勝利」とは言うまでもなく、バイエルンミュンヘンにリードされながら2-1と勝ってヨーロッパの頂点に立った、CL決勝史上初の大逆転優勝だった。いっぽうシティの方は、3部リーグの昇格プレイオフ決勝で、ポール・ディコフが94分の同点ゴール(2-2)で敗退を食い止めた末に、PK戦でジリンガムを破って達成した2部昇格(復帰)だった。

    「あの時に3部から脱出できなければ、その後の現オーナーの投資もなく、今も2-3部に低迷していただろう」と、シティ・ファンは振り返る。当時まだ物心ついてなかった若いファンが、「クラブ史上最も重要なゴールは?」という議論で、2012年5月13日のセルヒオ・アグエロの決勝ゴール(試合結果は3-2でシティがQPRに勝って、44年ぶりのリーグ優勝)を上げるのに対して、中堅以上のファンは、誰もが1999年のディコフの同点ゴールと即答する。

    そして、ユナイテッド・ファンが、「我々がバルセロナ、ユベントスと戦っている時に、君たちはジリンガム、ヨークと戦っていた」と嘲笑するように、その1999年5月の「クラブ史上最も重要な大勝利」の、大きな差が両クラブの当時の状況を物語っていた。

    その翌シーズンに2部で昇格を勝ち取り、2000-01季にはプレミアリーグに戻って来たシティが、アンフィールドに臨んだ9月に、たまたま試合前のパブでシティ・ファン同士の会話に居合わせたことがあった(試合結果は3-2でLiverpoolの勝利)。するとそのシティ・ファンは、涙ぐみながら「やっとアンフィールドに戻ってこれた」と頷き合い、3部時代に雨のヨークシティで2-1とぼろ負けした帰り道に、泥まみれの靴を引きずりながら「いつまでこのリーグの試合が続くのだろう」と、哀愁に暮れた日々のことを語り合ったのだった。

    2008年に現オーナーの投資により徐々にチーム力を上げてきたシティについて、ユナイテッド・ファンが「雨のヨークシティではどこにいた?」と、グローリー・ハンター呼ばわりのジョークを飛ばすのに対して、3部時代にも忠誠を尽くした35,000人のシティ・ファンは、隣人への反撃を込めて、1999年5月の「クラブ史上最も重要な大勝利」を語り続けてきた。

    マンチェスターの両クラブの立場がすっかり逆転した今季、シティは4月7日のダービーで勝てば、残り6試合でプレミアリーグ優勝が正式に決まるが、そのわずか3日前にはアンフィールドでのCL準々決勝を控えていた。

    必然的に、シティ・ファンの間では「ダービーとCL準々決勝、どちらが優先か?」という議論が起こった。

    「Liverpoolは、最強のイレブンで、しかも最高潮で臨まなければ勝てないような強敵。リーグ優勝は最悪ダービーで決まらなくても延期になるだけなのに対して、CLは負ければその時点で終わる。どちらを優先すべきかは明白」という声も出る中で、雨のヨークシティ世代のファンの決意は強かった。

    「僕は1974年のダービーも(※試合結果は1-0でシティの勝利)、2011年のウェンブリーでのFAカップ・ダービー(※試合結果は1-0でシティの勝利)、2012年4月も(※試合結果は1-0でシティの勝利)、全て居合わせた。今季は彼らの目の前で優勝を決めるという、二度とないチャンス。ユナイテッドを叩くことが最高の幸せだと感じないなんてあり得ない」。

    しかし、ファンの感傷に水を差すかのように、ペップ・グアルディオーラは、「Liverpool戦が最も重要」と、監督としての冷静な方針を語った。「ユナイテッド戦が話題になることは理解できる。しかし、私はLiverpoolに焦点を当てている。ユナイテッド戦の前と後の2戦のことを」。

    これに対して、シティ・ファンの反応は一致していた。「我々の真のライバルはLiverpoolで、ユナイテッドは二の次。こんなことが言える日が来るとは、1999年には想像もできなかった」。

    さてLiverpoolは、同じタイミングでダービーを迎えることよりも、まずは「次の試合」であるシティ戦に話題が集中していた。

    ユルゲン・クロップは、「わがチームも良い時には対等の威力を発揮するが、今季のシティは高いレベルを続けていることはリーグ順位表が証明している」と、相手に対する敬意と同時に、自信を表明した。「もちろん、我々にも勝ち目はある。戦略は重要だし、熱意も炸裂するだろう。そして、アンフィールドの大声援が後押ししてくれる」。

    クロップの言葉にLiverpoolファンは大きく頷いた。「リーグ戦で18ポイントも差を付けられている実態から、今のシティが大変な相手であることは確か。ただ、シティはアンフィールドのヨーロピアン・ナイトを経験していない。それが我々の強み」。

    プロフィール

    ピーエルエフジェイ

    Author:ピーエルエフジェイ
    平野圭子(ひらのけいこ)
    プレミアリーグ ファングッズ店長です。

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