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    2014/8/18 最終日(マンチェスター)

    あっという間に最後の日になった。今日は昼間は観光して、夜はバーンリー対チェルシーの試合を見るというのが当初の計画だった。本当はバーンリーまで行きたかったのだった。でも、いろいろ調べた結果、断念せざるを得なかった。というのは、マンチェスターからバーンリーは、車なら1時間もかからない近場なのだが公共交通機関だと2時間弱(前後)、20:00キックオフの試合に、行くは良いが帰りの電車がない。前半だけ見て最終電車に乗って帰るか、タクシーで帰るか(友人に聞いたところ、たぶん高くても£30くらいだろうと言われたのだが)、どちらかしかない。

    タクシーは考えたが、夜に、町をまたぐ運行は比較的リスクが伴う。何度かマンチェスター空港から深夜にリバプール市内までタクシーを利用したが、単に高いだけでなく、マンチェスターの運転手さんがリバプール市内にあまり慣れていないため、市内に入ってから道に迷って苦戦した。そんなこんなで、(犯罪を心配したのではなく)そのようなことを気にして、断念することにしたのだった。

    ともあれ、最終日の朝食。7:00に取る。この日は平日だったのでビジネス客が多かったように見えた。いずれにせよ、最後のイングリッシュ・ブレックファストは、昨日よりまた品物がひとつ増えていた。マッシュルームが。ふむ。1日ごとに内容が変わるのだった。残念なことに、ロースト・トマトがなかった。それがあれば完璧だったのだが...次の楽しみということにしよう。
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    さて、最終日の観光および買い物の話は割愛して、昼間の話は要点のみで...

    朝食を済ませて、まずは近くのニュースエージェントに行き、MENを買うことにした。昨日が日曜日で休みだったので土曜日の試合の記事が掲載されているはずだ。楽しみだった。

    マークス&スペンサーに入って行くと、新聞売場にMENがない。うむ...そんなはずはない、昨日が休刊なので今日はあるに違いないと思い、レジで質問しようと思った。すると、なんとレジにMENが山積みになっていた。さすがに地元紙は扱いが違うのだった。(当たり前か)

    さっそく1部買ってきて、ホテルに戻って記念写真を撮る。

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    MENは木曜日がプロモーション・ディで、無料配布されることがある(毎週ではないだろうと思う。今まで2度、無料配布に恵まれた)。今回は木曜日がなかったのでお金を払って買ったが、価値があるとしみじみ...

    それと、いつからかわからなかったが(昨日はチェックしなかったので)、例のWelcome to Vanchester電光ポスターは既に消滅していた。

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    ピカディリー・ガーデン

    なんと、1敗でさっさと姿を消すとは。シティ・ファンの反応が聞きたいものだと思った。残念ながらこの週末はシティ・ファンはアウェイだったため、まともには合えずに終わった。この最終日の夜にシティ・ファンに出会ったが。

    観光で訪れた中で、ひとつ感銘を受けたのがサルフォードのメディア・シティにあるImperial War Museumだった。戦時中の記念品などが展示されている博物館。場所はBBCやITVのスタジオがあるメディアシティで、この博物館にはすごい感情移入されられてしまい、「収益金が博物館のメンテナンス費用に回ります」と書かれていた記念品をいくつか買ってきたくらいだった。

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    その中で、ねずみのぬいぐるみが可愛くて、即座にFacebookにポストしたが...

    あと、この博物館の入り口にある地図を見ると、その場所からオールド・トラッフォードへは歩いても20分くらい?という感じに見えた。もちろん、シティ・ファンが「サルフォードはラグス(ユナイテッド)の地元」と言っていたので知識はあったが、本当にこんなに近いのかと実感した。

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    帰り道、トラムで外をぼーっと見ていたら、確かに、オールド・トラッフォードが見えた。なんとなく、マンチェスター近郊の地理も少しわかってきた...

    さて、夜は市内のパブでバーンリー対チェルシーをTV観戦することにした。パブ探しでうろうろしたが、結局はホテルの隣のYeatsにすることにした。最初は(疲れていたし)ホテルの中のパブにしようと思ったところ、ちょうど食べ物が終わってしまったと言われたので、食べ物があるパブを探そうと、再び出たのだった。幸い、イェーツではあると言われたので入ることにした。

    19:40に入る。食べ物はあると言われた。サンドウィッチとロゼワインを頼んで、トイレに行く。試合開始まで20分。ちょうどサンドウィッチを食べ終わった頃に試合開始となるだろう。ちょうど良い。店内は、入った時には空いていたがさすがに次第に込んで来た。

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    試合は、バーンリーが先制する。その時、私は拍手したし、店内の多くの人々が拍手した。しかし、チェルシーが同点ゴールを入れた時には意外なことに拍手した人は少なくなかった。私の後ろの方に座っている団体がチェルシーを応援していた。マンチェスターにチェルシー・ファンがいるとは思えなかったが、この人たちは何だったのだろう?シティの優勝を阻むことを祈るユナイテッド・ファンかな?とも思った。

    さて、試合中にいろんな人々と会話したが、その中にシティ・ファンがいて、盛り上がった。「どのチームのファンなの」と話しかけられて、正直に答えた。相手は驚いた様子はなく楽しくフットボール談が出来た。来週の月曜日は楽しみだね、というところでお別れとなった。

    そんなこんなで、マンチェスター滞在3日間は、楽しく過ぎた。あっという間に過ぎた3日間だった。また来たい!

    2014/8/17 リバプール 2-1 サウサンプトン

    階段を上ってスタンドに至ると、スチュアードさんが親切に声をかけてくれた。チケットのレシート(リバプールはオールド・トラッフォードとは違って紙のチケットはずいぶん前から廃止になり、ICカードだった)を見せると、席に案内してくれた。なんと、入り口からすごい近い席で、この日もトイレには困らなかった。幸い、試合中にトイレに行くことはなかったが、ハーフタイムはトイレから戻ってきてアトラクションが見られたくらいにトイレに近い席だった。

    席に着く。もうその時にはアンフィールドは殆ど埋まっていて、対面のコップでは旗がはためいていた。

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    写真を撮る。試合中は写真撮ってる余裕がないのでこれが最後だろうと思った(その通りになったが)。

    アンフィールド・ロードなのでアウェイ・サポーター・スタンドが右側にあった。もちろん、アウェイ・サポーターも凄い声援だ。この時間にサウサンプトンから来ているということは早朝に出たか前泊したのだろう。元気だ。

    それから間もなく選手が入場し、You'll Never Walk Aloneになる。シーズンが始まった。

    試合中の様子を少し。

    あらかじめ予測がついたように、デヤン・ロブレンがボールに触る度にアウェイ・スタンドからすごいブーが飛ぶ。それに対して、こちら側から立ち上がってイエーっの声援と拍手。その繰り返しが何度も何度も行われた。両方とも、笑っていた。後から、友人一行と話した時にこのやり取りが話題になり、みんなで笑った。

    リバプールはまだプリシーズンのような鈍い動きだった。サウサンプトンは選手を取られて力なしだと思ったのだが、それでもイコール、というか後半はサウサンプトンの方が良かった。同点ゴールを食らった時には、最悪の可能性も浮かんだ。しかし、スタンドは頑張って声援を続けた...

    ただ、スタンドもややプリシーズンの延長で、今いちだった。というのが真相。後からマッチ・オブ・ザ・ディを見た時にも、「ピッチの上の不安定なプレイがファンに伝わった」と言われていた。

    このままで終わるのかと思った時に出たダニーのゴールは、私のほぼ目の前で決まったゴールで、この時には周囲の(知らない)人々と抱き合って喜んだ。

    ちなみに、この試合では話題のバニッシング・スプレイが使われなかった。昨日のオールド・トラッフォードでは、レフリーがスプレイで線を引く度にスタンドから「うーーーーうっ」と掛け声がかかってその都度みんなで爆笑したのだが。ひょっとして、この日のレフリーはスプレイを持参し忘れた?後から友人との話で、ちらっと話題にはなったが、それで話が盛り上がる余裕はあまりなかった(くらいに不安定な試合内容だった)。

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    ハーフタイム。水巻きがあったのでやや驚いた。

    インジャリータイムにもサウサンプトンのおしいプレイがあって、スタンドはずっとヒヤヒヤしながら声援を続けた。89分を過ぎた頃に、定番のYou'll Never Walk Aloneが始まる。スタンドは、みんな声をそろえる。

    そして、凄い苦戦の末に待ちに待ったファイナル・ホイッスルが鳴ったのだった。

    やった!やった!情けない試合内容だが、3ポイント!周囲の人々は、みな同じ気持ちでいたと思う。試合が終わって、両選手がお互いに挨拶し合い、お互いのファンに挨拶をする姿を一枚、撮って、帰途に着く。

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    トイレが近かったので、トイレ経由で外に出ても余裕だった。友人一行は全員(お父さんの代からずっとシーズン・チケット・ホルダー)メインスタンドなので、ひょっとしてパブに着くのは私が先かもしれないと思った(案の定だった)。

    1階席なので外に出るのも近い。アンフィールド・ロード(道)は狭く、両方向に向かうファンで交差していたが、人の流れに着いてスタンリー・パークに向かってずんずん歩いた。

    スタンリー・パークに入って行く人も多かった。わりと最近、分かったことだが、地元の人はたいてい、車で来ていて、スタジアムからちょっと離れた場所に駐車している。しかも、地元の人はさすがに、交通渋滞を避けるような行動を取ることに慣れているので、だから試合後に人々がいろんな方向に散って行くのはそういう理由だった。要は、試合後に(昨日のオールド・トラッフォードのように)交通渋滞に巻き込まれてぼーっとしているのは、地元の人ではなく慣れていないファンなのだ、ということが、今では理解できるようになった。最初の頃(そのような事情を知らなかった頃)は、試合後にバスに乗って市内に戻るのにけっこう苦労していたが...。

    さて、パブに着くと、やはり私がほぼ先発隊と言う感じだった。店の中にはスタッフが増えていた。加わったのはエバトンクラブ紋章付のカジュアル・ウエアを着ている若い女性で、この人、確か2012年のリーグカップ準決勝(マンチェスターシティ戦)の後のお祝い会の時に、不機嫌な顔をして給仕していた人ではないかと、ふと思い出して笑ってしまった。

    それから間もなく友人一行が来て、コップのシーズンチケット・ホルダーの友人も戻ってきて、試合の話になった。やはり、みな「辛うじて3ポイント」とホッと胸をなでおろしていた。ストライカー取れるだろうか?という話題やら、いろんな話で盛り上がった。

    30分くらい歓談して、解散となった。友人がLime Street駅まで送ってくれるというので(疲れているのに、良いと言ってくれたので)お言葉に甘えて、送ってもらった。

    車の中で、様々な地元情報やら、いろんな話を教えてもらい、私の方は昨日のオールド・トラッフォードの話もした。この話は、試合前に話して、友人一行にすっかりウケたのだった。「君は晴れてオフィシャルなユナイテッド・ファンになったね」とからかわれたが。

    さすがにこの友人はマージーサイドで生まれてお父さんに連れられてアンフィールドに通い続けているシーズンチケット・ホルダーなので、交通渋滞には合わず、あっさり駅に着いた。あっという間に時間が過ぎて、もうリバプールと友人一行とお別れの時間になった。また会おうと約束して、お礼を言って別れた。

    マンチェスター行の電車はほとんど待ち時間もなく、(待ち時間があればパブにでも行こうと思ったが、時間はなかった)、駅の中のカフェでクロワッサンとコーヒーを取るのがせいぜいだった。というのは、この日も昨日同様に昼食抜きで試合に行ったため、おなかが空いていたのだった。マンチェスターに戻って、落ち着いたら夕食を取りに出ようと思ったので、サンドウィッチではなくクロワッサンにした。サンドウィッチはおいしそうで(以前、食べたことがあるがおいしかった)ぐらっと来たが、おなか一杯になり過ぎると思い、我慢することにした。でもクロワッサンもおいしかった。イングランドのパンは、いつも思うのだが、普通の店でもとてもおいしい。よほど運が悪くないとおいしくないパンに当たることが殆どない。

    私はイングランドの食事が好きなのだが、ただ、家庭料理の方がおいしいので、レストランで家庭料理に出会うことはなく、残念だった。今回のように短い滞在の時には、たいてい中華とイタリアンなどなどで終わってしまう。というのは家庭料理はオーブンで何十分も調理するものが多いため、レストランには向かないのだろう。残念だ。

    さて、リバプールからマンチェスターへ。電車の旅は行と同じくらい簡単に終わった。あっという間にマンチェスター・ピカディリーに着いていた。

    2014/8/17 アンフィールド

    さて今日は9:00過ぎの電車に乗ってリバプール入りする予定だった。所要時間は1時間弱で、10:00ちょっと前にはLime Street駅に着く。今日が何しろメイン・イベントなのだから体調万全で臨もうと気合いが入っていた。朝7時に起きて、朝食に行く。

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    日曜日の朝食はブラックプディングがあった。ラッキー

    今日は、なんとブラックプディングがある。そう、前回(2014年1月)泊まった時にもブラックプディングがあったのを記憶していたが(ブラックプディングはアイルランドがオリジナルらしいので、リバプール市にしかないのかと思っていたらマンチェスターにもあったので驚いた)、昨日はなかった。切れていたのではなく、明らかにプレートがなかったので昨日はメニューになかったのだと思う。

    ともあれ、今日はブラックプディング付のイングリッシュ・ブレックファーストで感激した。今日は良いことあるかも...昨日同様に!

    朝食を済ませて部屋に戻る...前に、その足で隣のニュースエージェントに行き、MENを買おうと思った。隣のニュースエージェントというか、ユナイテッドのオフィシャル・グッズを売っている店のことだ。

    入ると、MENがない。スタッフに質問すると「日曜日はMENは休み」と言われた。ふむ。ユナイテッド・ファンにとってはこれ以上苦しむ心配がないということか(この店のスタッフは機嫌悪かったが)。ともあれ、MENは明日の楽しみにして、今日はアンフィールドで良い結果を期待しようと思った。

    8:40、したくをして出かける。さて、We Go Again!だ。

    ピカディリー駅に着く。リバプール行の電車はたいていいつも14番線(最も遠いホーム)だ。念のためボードを見ると、やはり今日も14番線だったので、そちらに向かって歩く。歩くうちに、ふと周囲を見回すと、なんとここはマンチェスターだというのにリバプールのシャツを着た人の姿が非常に目立つ。おお、私と同じようにマンチェスターからリバプールまで試合に行く人が、意外に多いのだと知る。それも、地元の住民ではないかという気がした。ふむ...
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    リバプール行は定刻に着き、定刻に発車し、定刻に到着した。14番線のホームはこの町はどこかと迷うほどにリバプールのシャツで埋まっていた。凄い...

    ただ、その中の少なくない一行が、駅のスタッフにリバプール行の電車について質問していたのを見ると、地元の住民というよりはやはり私みたいに外国から来てこの町に宿泊して今日はアンフィールドに行く、という人だったのだろうか、という気もした。

    10:00 Lime Street駅に着く。まずは、恒例のアルバート・ドック参りに向かった。
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    ああ、リバプールにまた戻ってきた!と感激しながら歩いた。街中には既にシャツを着た人々がたくさん出ていた。出店も出ている。さすがはリバプールだ...

    キャラのカフェ(2号店)があった一角を抜けて、アルバート・ドック入りする。
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    アルバート・ドックにたどり着くと、入り口にツーリスト・インフォメーション・センターが出来ていたことを発見した。前回(2014年1月)にはなかったので、ひどく新しいのだろう。あとで友人に聞いてみようと思った(結果的に、友人とは他に話すネタが多すぎて、この話をする時間はなかったが)。

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    アルバート・ドック。ここはいつ来ても気持ちが洗われる。最初にリバプール市に来た1984年(30年前!)も、ここに来た。なんと美しい場所だろうと感激したものだった...以来、来る度に必ずアルバート・ドックを訪れる。いつからか、試合の日の朝に必ずここを訪れるのがジンクスとなった。(訪れても勝てない時もあったが...)

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    隣に最近できたミュージアム

    さて、アルバート・ドックの中を一周して、終わったら市内に戻ってクイーンズ・スクエアから17番のバスに乗ってアンフィールドに行こうと思っていた。このところずっと、サンドヒルズからシャトル・バスに乗って行っていたが、今回は17番のバスで行って先にアンフィールド一周をしようと思っていたのだった。

    だが、その計画は無残にも砕かれることになった。原因は、たぶんコスタ・カフェでカプチーノを飲んだことだろうと、後から振り返る。ともあれ、アルバート・ドックを出ようとした時に、のどが渇いたのでコスタ・カフェに入ってカプチーノを呑むことにした。アルバート・ドックの端にある店だ。

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    カプチーノは美味しかったし、のどが癒されてカフェインがちょうどよく頭をクリアにしてくれたし、良かったのだが、間違いの第一は、この時点であと3分早く出ていたらバスに間に合ったことと、第二がトイレに行く順番が悪かったため(カプチーノを呑む前にトイレに行ったので)、あとからトイレを探して計画を断念するハメ陥ったのだった。

    コスタカフェを出たのが11:00数分前だった。アルバート・ドックの入り口(出口)に至った時に、新しくできたリバプールFCのアンフィールド行きバスが止まっているのが見えた。あ、これで行くというのも手だと思った。クイーンズスクエアへはここから徒歩10分余りある。ここからバスに乗ればその分、早い。

    と思った時に、目の前でアンフィールド行バスが発車してしまった。ああっなんという悪いタイミング(コスタカフェを3分前に出ていたら、と思ったのがこの理由)。時刻表を見ると、アンフィールド行きバスは11:00の次は12:00と書かれている。これは無理だと思い、クイーンズスクエアまで歩くことにした。

    ちなみに、このアンフィールド行バスの写真を撮ろうとしたがタイミングが悪く、カメラを取り出した時にはバスは相当小さくなっていたので断念した。

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    アルバート・ドックから街中のバス・ステーションまで歩く。時計を見ながらふと考えた。うむ...今からだと結局、いつものルート(セントラル駅からサンドヒルズまで行ってシャトルバス)の方が早いのではないだろうか?と思った。そもそもサンドヒルズからのシャトルバスは試合開始2時間前が始発だ。今からだとサンドヒルズに着くころにちょうど、始発に間に合うような時間だ。

    ふむふむ...今回は昔のルートで、と思ったが結局、サンドヒルズ経由になる。なるだろう、結局なってしまった。

    セントラル駅で、アンフィールドまでの切符を買う。次に出る電車はサウスポート行だと言われた。ふむ。まったくもって懐かしいルートだ。ノーザン・ラインのホームに急ぐ。そこでコスタカフェの第二の過ちが露呈する。トイレに行きたくなったのだった。でも、私の記憶ではこの駅に(近い場所に)はトイレはない。サンドヒルズに向かった方が良い、と判断した。

    電車は間もなく来た。サンドヒルズは2つ目、間もなく着いた。車内には数人、明らかにアンフィールドに行くと思えるファンが乗っていた。

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    サンドヒルズからシャトルバス乗り場に行く。前回(2014年1月)も結局同じルートになったため、もうこの道はすっかり慣れている。サウスポートに滞在してアンフィールドに通った時期から何も変わっていない。シャトルバス乗り場へ向かうと、バスは既に3台いて、列を作っていた。私は余裕でその1台目のバスに乗れた。たぶん、これがトイレへの最短の方法だろうと、その時にはもう腹をくくっていた。(結果的にその通りになったのだが)

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    シャトルバスからの風景

    さて、乗り込んでアンフィールドへ!

    ちなみに、サンドヒルズ駅にもトイレはないことがわかっていたし、駅からバスに乗るまでの間にもないことがわかっていたので、もうこの時点では行動は決まっていた。先にアンフィールドに行って一周、は断念して、いつもの(友人との待ち合わせの)パブに直行する。それが最も早く確実にトイレに行き着ける方法だ、と(結局、その通りになった)。

    あっという間にバスは終着アンフィールドに着く。もちろん、アンフィールドと言っても、アンフィールドへ行く道の入り口というか、バス停のことだ。サウスポートにいた時に初めてグッディソン・パークに試合を見に行って発見したのだが、このバスはアンフィールドとグッディソンの両用、というよりはグッディソン用につくられたルートと言える。グッディソンの時にはスタジアムの目の前に止まるが、アンフィールドの時には、近いけれどもバス停からスタジアムが見えない、知っている人でないと利用できないバスなのだ。

    そんなことを考えながら、バスを降りて真っ直ぐパブに向かった。パブはバス停よりもグッディソン寄りで、ほかの乗客みな逆方向に走って行ったのに私一人がまっすぐ前に向かって歩いていた。

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    このパブはエバトンのオフィシャル・サポーターズ・クラブの本拠地

    アンフィールドでの試合の日にグッディソン・パークの写真を撮ると縁起が悪いので、この日は取らずにまっすぐパブに入った。

    入ると、シーズン開幕初戦、まだパブは開いたばかりで準備もまだ完了していない、みたいな感じだった。言うまでもなくここのオーナーはエバトン・ファンで、お客さんだからリバプール・ファンにも親切だが、たぶんエバトンのシーズン初戦にはもっと早い時間から気合い入れて準備するのだろうが、憎きリバプールの試合だから準備にも力が入らなかったのだろう。(仕方ないと思った)

    まずトイレに行き、それからさっそく注文した。まだ私が3番目くらいの客だった。友人一行はまだ誰も来ていない。

    ジントニックを注文すると、「ジンがない」と言われた。ふむ...「あ、ちょっと待って。少しあった」と言われる。次に「トニックウォーターがないが、レモンで良いか」と質問される。それでよいと言うと、「あっ、少しあった」と言われて結局ジントニックになった。でも氷はなかった。

    いやいや...。シーズン開幕初戦だから。

    友人一行が来るまでの間、さっきバス停で買ったマッチプログラムを読みながら過ごすことにした。その前にまず一服。あまりにも客が少ないので、煙草吸いに外に出ます、とあえて店のスタッフに声をかけてから、外に出ることにした。「はい、どうぞ」とにっこり笑ってくれた。

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    パブからスタンリー・パークが見える

    このパブの前の道を左に行くと徒歩約3分でグッディソン・パークだ。道を渡ってスタンリー・パークに入り、公園を突っ切るとアンフィールドだ。ちなみに、シャトルバスのバス停はこの道を右に行ったところにある。

    空は晴れて良い天気だった。マンチェスターを出るときには雨が降っていたが、リバプールは晴れていた。僅か37マイルかそこらで天気が異なるのだと思った。

    それからパブの中に戻り、マッチプログラムを読みながら友人を待った。間もなく、友人のお父さんが現れた。でも一緒にいる男性は友人ではなかった。人違いかな?と思ったら、やはりお父さんだったので再会の挨拶をする。このお父さんには、サウスポートにいた時にはいつも帰り車で送ってもらったので、すっかり仲良くなっていた。お父さんと話し込んでいるうちに、友人はそれから1分も経たないうちに来た。

    ちなみに、お父さんと一緒に入ってきた男性は友人の兄弟だと紹介された。ロンドンに住んでいるらしい。会ったのは初めてだった。友人と似ている。友人は休暇でスペインに行っていて、明日から仕事だそうだ。スペインから帰ってきたのは今朝のことだったそうだ。たまたま飛行機が遅れたために、殆ど徹夜状態でアンフィールドに来たとのこと。「眠いが、今寝たら今日、変な時間に目覚めて明日仕事に行けなくなりそうだから」と我慢するとのこと。

    そんなこんなで、試合前の数十分に話すことがたくさんあって、話し切れなかった。暫くして、友人の友人(もう何度も一緒になっている人)が来て、話に加わった。試合開始50分前くらいになって、アンフィールドに向かおうということでパブを出た。試合後もまたここで集まろう、という(いつも通りの)約束を交わして。

    友人とお父さん、兄弟の3人と一緒にスタンリー・パークを突っ切り、シャンクリー・ゲートの前で分かれた。帰りの待ち合わせはパブで、ということで。

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    シャンクリー・ゲート

    一人になって、ゲートをくぐる前に一周...は無理だったので、アンフィールド・ロードを写真を撮りながら端まで歩き、一服してからゲートをくぐろうと思った。


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    私のゲート(M)

    今日は前回と同じくアンフィールド・ロード・1階席だった。ゲートも前回と同じだった。ゲートをくぐると荷物チェックをやっていたが、ここでも私の小さなバッグはノー・チェックでOKと言われた。

    入ると1階席なので、そのままスタンド裏の売店になっている。もう飲み物はいらなかったので(これ以上飲むと試合中にトイレに通いそうで)、トイレだけ済ませてすぐにスタンドに入ることにした。

    さて、試合だ!


    2014/8/16 オールド・トラッフォードの試合後

    さて、試合が終わって帰途に着く。帰途に着きたかったのだが、これがすごかった。バス停で待つこと1時間半、バスは来ない。途中でふと気づいたことだが、バス停にいる人々の中には地元の住民らしき人はいなかった。私のように明らかに外国人の人々がほとんどで。つまり、地元の人はこのルートはNGだと分かっているから使わないのだ。

    そう気づいた時に、トラムの駅に向かって歩き始めた。バス停からスタジアムの前を通って、クラブショップの前の道を真っ直ぐ行けばトラムの駅に着くことは、前回来た時のことが記憶にあった。念のため、途中でスタジアムのスタッフと思える人に道を尋ねた。(ものすごく親切に教えてくれた)

    歩くこと15分、トラムの駅に着いた。さすがにその時にはトラムを待つ列もないに等しく、あっさり乗れた。

    ちなみに、あのバスは凄いと思った。シティのスタジアムがトラムが開通する前にはバスしかなかったが、試合の日は臨時バスが出て、最悪でも1時間も待ったことがなかった記憶がある。ユナイテッドの方は、臨時バスというより、交通渋滞がすごかった。76,000人収容のスタジアム近辺の道がこの状態というのは驚くべきことだとしみじみ思った。

    トラムはすぐに来た。バスを諦めてから40分もかからないうちにマーケットストリート駅に着いていた....時間は17:00 。試合が12:45開始だから、殆どまる一日をトラッフォードで過ごした計算になる。うむ。さすがに疲れた。

    ホテルに着いて、まっすぐパブに入ってアーセナル対パレスを見る。おお、マーティン・ケリーが出ている。

    しばらくして、空腹を感じた。それもその筈、朝食以来固形物は何もとっていない。固形物どころかオールド・トラッフォードのスタンド裏でミネラルウオーター500mlを1本飲んだだけだった。

    疲れていたので、中華街で夕食を済ますことにした。このホテルから徒歩1分そこそこで中華街に着く。このホテルは非常に便が良い場所にあるのだった。

    中華街に入ると、もう暗くなっていた。疲れているし、あまりウロウロせずに最寄りのレストランで決めようと思い、過度の店に入った。よく考えると、前回(2014年1月)にも入った店だった。その時はランチだったが、高かったという記憶がふと浮かんできた。うむ...最も安いコースで£38だった(高い...)。

    味は悪くなかった。それに、リバプール市内と違ってマンチェスター市内はさすがに商業地というか中心地が広いせいか、レストランの数が多いせいか、マッチデイの夕食というのに比較的混雑度が少ない。リバプール市内では、マッチデイの夕食時は、あまりおいしくない(失礼!)レストランでも列ができる。それに比べてマンチェスターは、空席はあまりない程度に埋まってはいたが、待たずに座れた。

    暫くして、隣に30代くらいの年代の男性2人組が座った。私と同じコースを頼んだ(会話が聞こえる程度の距離だ)。一人はユナイテッドのシャツを着て、もう1人は色なしの服装だった。明らかに試合帰りという感じの2人組で、聞こえた会話からも確認できた。

    思い切って、話しかけた。「今日の試合に行ったんですか?」と。大正解で、なかなかいい感じの2人組で、2人が食事を終えて店を出るまでずっと、会話が弾んだ。私も試合を見に行った、と言うと、今日の試合のことやフットボール談話で盛り上がった。

    ユナイテッドのシャツを着ている方はノルウェーから来たユナイテッド・ファンで、色がない方はリーズから来たリーズ・ファンだとのこと。(ここで笑い)

    「友達(ユナイテッド・ファンの方)がノルウェーからくるというので、付き添うことにした」と笑っている。というのも、最初に聞こえた会話から判断するとこの人の方はどう考えてもユナイテッド・ファンとは思えなかった。試合結果に満足しているように聞こえたのだ。リーズ・ファンと聞いてなるほどと思った。

    実は、私はこの人に向かって「あなたはシティ・ファンですか?」と質問したのだ。それに対する回答が、リーズ・ファンということで、顔を見合わせて笑う結果となった。

    「リーズ・ファンにとってはユナイテッドは宿敵だから」と笑う。私が「噂には聞いていますよ」と言うと、ますます盛り上がった。「我々はばら戦争の頃からライバル同士だった」と、笑いながら追加する。私も笑って、「ばら戦争の頃にはフットボール・クラブはなかったと思いますが」というと、「うん、これはリーズ・ファンにとっての言訳」(笑い)。

    そして、私はどのチームのファンなのかと質問されたので、真相を明かした(!)。先に試合の感想(?)の時に、私が嬉しそうに話したので、ユナイテッド・ファンではないことは見破られていたと思う。リーズ・ファンの方が「今日のスタンドでスティーブン・ジェラードの歌が何回も何回も出たよね」と笑う。私も笑って「いやー、ジョンジョのスカウスB***も凄かったけど、ジェラードの歌には笑った。スウォンジーと試合してるのに、なんでリバプールの歌を歌うの?て感じで」。3人で爆笑。

    「明日はアンフィールドに行く」というと、リーズ・ファンの方は、にやっと笑って「ああ、明日のサウサンプトン対サウサンプトンね」と言う。

    私は(笑って)「でも、元サウサンプトンの3人のうち1人しか出ないと思う。1人は負傷中だし、リッキーがスタートするとは思えないので」と言うと、2人とも頷く。

    それから、アンフィールドでリーズ戦を見たことがある、と言うと、その人は(凄いカンで)「ああ、ひょっとしてマーク・ビドゥカが得点した試合かな?」という。「あ、それそれ」と私。「我がチームが強かった頃のことだ」と、しんみりした表情になる。

    「リーズがプレミアリーグにいないというのは信じられない。もったいないと思う」と私。2人とも、頷く。リーズは昨年、オーナー交替したらしいが、その時の売却価格がなんと£30Mだという話も教えてくれた。「えっ。それって、アグエロの年収と同じくらいの金額じゃない?」と私。

    そして、どの選手が好きか、という話題になり、ユナイテッド・ファンが「僕の好きな選手はもう引退した」というので、誰かと聞いたら「ポール・スコールズ」。私は「偉大な選手だと思う。スコールズのことはリバプール・ファンも敬意を表する」と言うと、2人とも頷く。

    リーズ・ファンの方が、スコールズが選手としてだけでなく人間としても優れていることを教えてくれた。何度か合って話をしたことがあるとのこと。「今風のプロとは違って、普通に地元の生活に溶け込んだ生活をして、近所の人々のことも大切にする、模範的なプロ」と。

    結局、1時間近く会話をしたと思う。予想通り、いい感じの人たちだった。思い切って話しかけてよかった、としみじみ思った。

    この夜の唯一の残念だった点は、喜ぶシティ・ファンの姿を見られなかったことくらいか...
    さて明日はメイン・イベントの日。気合いが入る。マッチ・オブ・ザ・ディを見ながら、気持ちは明日に向かうのを感じた。

    ともあれ、マンチェスターでの1日目は(オールド・トラッフォードでのバス待ちを除くと)非常に順調に過ぎ、心地よい疲れの末に気持ち良い眠りについた。


    2014/8/16 マンチェスターユナイテッド 1-2 スウォンジー

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    オールド・トラッフォードの門


    門から建物までの道は、なかなか遠い。アンフィールドやグッディソンとは大違いだ。シティの方もだだっ広いので似たような感じだが。たしかに、リバプール市の2つのスタジアムは拡張工事はかなり無理だと思えるが、マンチェスターの2チームの方はいくらでも拡張できる、としみじみ感じた。

    時間が早いのに、もう人出が多かった。さすがは収容人数76,000人のスタジアムだ。今日はシーズン初日で、早くからチケットが完売となったし。

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    オールド・トラッフォードの門から入口への道


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    オールド・トラッフォードの門から入口への道(看板裏)


    門から建物までの道に立っている看板は、裏表が異なる文言が書かれていて、なかなか感銘を受けた。


    オールド・トラッフォード(サー・アレックス・ファーガソン・スタンドの外壁)


    さて、バス停から行くとサー・アレックス・ファーガソン・スタンドに着くのだった。この外壁を見ながら歩く。ユナイテッド・ファンでない人には厳しいかもしれない。ユナイテッド・ファンでない人が試合見に行くかと言われればその通りなのだが。しかも、アウェイ・サポーター・スタンドは逆側なので、これはこれで良いのかもしれない、とは思ったが。

    スタジアムは、ターンスタイルをくぐらないところに通路がある。ちょっとしたミュージアム的な雰囲気だ。

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    とりあえずスタジアム一周することにした。サー・アレックス・ファーガソン・スタンドの方から、私の席であるイースト・スタンド(アウェイ・サポーター・スタンドのすぐ横)の方に向かってぐるっと一周する。トラムから来た時にはクラブショップの前に着く。バス停からだと、しばらく歩いたところでクラブショップがある。

    オールド・トラッフォード(クラブショップの前)


    このころには既に多くの人が来ていた。アンフィールドのマッチデイと同じように、試合の日のクラブショップは通航制限がある。入口が1つに制限され、その前に列を作って順番待ちをするという仕組みだ。この日も長い列が出来ていた。まだ時間はあったものの、この列で数十分を潰す気にもならず、前を通り過ぎた。

    人出がどんどん増えて、スタジアムの周りは赤一色に染まった。もちろん、その中に混じってアウェイ・サポーターも見えた。

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    オールド・トラッフォード E32ゲート(私の入口)


    クラブショップの前を過ぎて、ミュンヘン記念碑の前を過ぎたところで、自分の席に入るためのゲートE32が見えた。写真を一枚撮る。

    あ、そう言えば、オールド・トラッフォードは今月(プリシーズンの最終戦)から大きなタブレットや大きなカメラの持ち込みが禁止となった。要は著作権違反を犯す人が出てくることを心配しての措置、と見られている。つまり、試合中に動画を録画してインターネット上に流す行為のことだ。

    これについては、他のチームのファンからも賛意がたくさん上がった。「スタンドにいる以上はチームを応援するのがファンの勤め。それをそっちのけでカメラを操作しているような行為は、ファンとしてあるまじき行為。このような行為が横行する以上は、クラブがルールを課して禁止する、という措置も仕方ないと思う」。

    これはオールド・トラッフォードだけに限ったことではない、というのが圧倒的多数の意見だった。

    さてサウス・スタンド側の通路を過ぎて、スタジアム一周が完了した。選手の入り口の前を通り過ぎた時には、ちょうどチーム・バスも入った後で、交通制限が解除されたところだった。その前を過ぎて元の場所に戻る。

    その時点でちょうど良い時間になっていたので、また半周してゲートをくぐる。ゲートのところで荷物チェックが行われていたが、私はチェックなしだった。スタッフが私の小さいバッグを見て「チェックする必要ないよ」という表情でそのまま中に入りなさい、と言ってくれた。

    さて、初めてのオールド・トラッフォードに入る。

    ゲートをくぐると、すぐに階段があった。シティやボルトンなど新しいスタジアムは例外だが、アンフィールドや多くのスタジアムはゲートからスタンドへの作りは似たり寄ったりだと思った。オールド・トラッフォードのような大きなスタジアムでも、ゲートの逆側(内側)は殆どスペースがなくすぐに階段になっている。

    私の席は3階席だった。階段をずんずん上って行く。途中、息切れがするほどに長い階段だ。やっとたどり着いたところにスタッフがいて、「いい運動になった?」と言って笑っている。「疲れた」と笑い返した。

    その時点で試合開始50分くらい前だったので、スタンド裏で元気付けのドリンクでも、と思って売店に行く。しかし、そこで驚いたのだが、アルコールはビールしかない。うむ...。リバプール市内ではアンフィールドでもグッディソンでも、ジントニックがあるのだが、マンチェスターは、というかシティはこれまで10回以上言ったが、ジントニックはなかった。質問した時にスタッフに「あまり複雑な飲み物はない」と言われたのだった。でも、シティはワインがあった。対して、ユナイテッドはビールしかないのだ。

    念のため、質問するとやはりアルコールはビールしかないと言われた。仕方ないのでミネラルウオーターにした。キャップを取った状態でボトルが渡された。大きなタブレットやカメラと同時に、ペットボトルの持ち込みも禁止となったことを思い出した。「小さいペットボトルは、キャップを取ることで持ち込めます」とのことだった。

    もちろん、ペットボトルはキャップをしたまま投げれば凶器になるから、キャップを取るという措置は理解できるし、これは他のスタジアムでも同じだった。

    そんなことを考えながら、スタンド裏で水を飲みながらテレビを見上げた。ちょうどスターティング・ラインナップの発表があった。食い入るように見つめる。隣にいた女性ファンがにっこり笑ってくれた。

    後から振り返ると、オールド・トラッフォードの初体験は、これまでの他スタジアムとさほど変わらず、ファンはみな普通の人々だったしスタジアムのスタッフは親切だったし、大きなスタジアムなだけにトイレもたくさんあって不自由しなかったし、なかなか悪くはなかった。

    さて、スタンドへ入る。

    オールド・トラッフォード スタンドから
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    入口にいたスチュアードにチケットを見せる。親切なことに、席まで案内してくれた。私の席は比較的出入り口に近い席で、これならトイレも不自由しなさそうだと思った。

    ちなみに、このチケットはインターネットで(クラブのオフィシャル・サイトで)取ったものだったが、私が取った時には最後の一枚だったような感じだった。取れてラッキーという感じか。そんなわけで、3階席というのは高所恐怖症の私にとっては通常は避けたい席なのだが、席の選択肢はなかった。

    幸い、シティの3階席とは違って席に座って下を見下ろしても恐怖感はなかった。ただ、私の席はかなり後ろの方(最も高さがある場所)で、屋根が視界を遮る...とまでは言わないものの、空が見えない席だった。グッディソン・パークほどではなかったが、視界が狭い席だった。

    私が席に着いた時には既にスタンドはかなり埋まっていて、右となりが2席空いているだけだった。しばらくして、男性が来て「95番?」と叫んだ。その空いている席を見ると、確かに95番だった。「ここですよ」と答えると、その男性は「ああ、よかった」と一言。間違えて別の方に行ったのだそうだ。結構、いい感じのファンだ。要は、ユナイテッド・ファンも普通のファンなのだ(当たり前だが)。

    さて、試合中のスタンドの様子を少し。試合中というか、始まる前からスタンドは熱気に満ちて、歌が飛び交った。私の周囲の人々もずっと歌い続けていた。ちなみに、イースト・スタンドは左側にアウェイ・サポーター・スタンドがあるゴール裏だ。有名なストレトフォード・エンド・スタンドの向かいに当たる。アンフィールドで言えばアンフィールド・ロード・スタンドのホーム側、という感じか(その比較はちょっと無理があるが...)。

    私の席からアウェイ・サポーター・スタンドを見下ろすと、1列目に車いす用の席が見えた。アウェイ・スタンドに車いす用の席があるとは凄い。さすがはイングランド最大(クラブの持ち物として)のスタジアムだと感銘を受けた。

    そして、アウェイ・スタンドのファンも元気だった。スウォンジーからこの時間に来るということは、早朝に出発したか前泊なのだろう。気合いが入ったファンばかりだということは明らかだった。

    ホーム・スタンドのファンの歌声を間近に聞いたのはこれが初めてで、これまで噂に聞いていたシティとリバプールをまとめて...という歌や、アンチ・スカウサー・チャントや、20回、などなど、いろんな歌を生で聴けた。凄い、凄い。シティ・ファンが「スワンプ(オールド・トラッフォード)は図書館」とジョークを言うが、こんなうるさい図書館など世界中どこにもないだろうというくらい、歌が流れた。

    本当に、ユナイテッド・ファンは普通のイングランドのファンだった、と実感した。

    そして、ユナイテッド、ユナイテッドのチャントが、これが私にとっては最大の発見だった。シティ・ファンが(ジョークで)「マンチェスター・アクセントで'ヨーナイテッド'(Yoonited)」と言う、その「ヨーナイテッド」だったのだ。つまり、イングランド中のファンが言う「ユナイテッド・ファンはみなロンドンの住民」というジョークがいかに眉唾か、これも確認できた。最初にこの「ヨーナイテッド」が上がった時に、彼らは何を叫んでいるのだろうと真面目に悩んだ程に、濃厚なマンチェスター・アクセントだった。しかも、スタンドの大多数が「ヨーナイテッド」とチャントしているということは、スタンドの大多数がマンチェスターの住民だということなのだ...

    それ以外に面白かったのは、試合開始間もない頃に(0-0だった時に)、アウェイ・スタンドからユナイテッドの昨季の成績に関するチャントが出た時の、ホーム・スタンドの反応だった。私の周囲の人々が一斉に立ち上がってアウェイ・スタンドの方を向いて「20回」チャントを始めたのだった。

    この日も何度も何度も聞いたこの20回チャントに、歌詞があることもこの時初めて知った。テレビで見ている時には20times 20timesだけを繰り返しているのかと思ったが、20 times 20 times Man United、20 times 20 times I say、20 times 20 times Man United、Playing Football The Matt Busby Way .... 。

    そして、これもシティ・ファンが(ジョークで)言っている逸話の眉唾さを知ったのだが、スウォンジーに1-2と負けた(しかも情けないプレイで)、そんな試合でも私の周囲のファンはファイナル・ホイッスルまで残った。シティ・ファンとユナイテッド・ファンが、相手方のスタンドの空席のことをネタにしてジョークをやり取りするのはマンチェスターの2チームの伝統(?)みたいになっているが、でも、結局は、大多数のユナイテッド・ファンは地元の住民であり、どんな試合でも最後までスタンドでチームに声援を送り続けるファンだった。

    チャントと歌について、締めくくりは、スティーブン・ジェラードの歌。昨季のチェルシー戦以来イングランド中で大流行歌となった、Steve Gerrard Gerrard, He Slips On His Fucking Arse, He Gave It To Demba Ba, Ohh Gerrard Gerrardというやつだ。昨季終幕には、関係ない試合で関係ないファンが歌う場面が目立ったが、この日のオールド・トラッフォードのホーム・スタンドでも何回も出た。まあ、仕方ないかもしれないが...

    ジョンジョが何かする度に「スカウスB***!」の野次が飛んだのは予測できたが、スティーブン・ジェラードの歌がこんなに何回も歌われるとは予想外だった。

    それにしても、このスティーブン・ジェラードの歌は、イングランドのヒット・チャートでNo.1になるのではないかと思うほどに流行っている、としみじみ感じた。

    試合内容に関しては日本でもテレビ放送されたのでご存じの通り、スウォンジーが同点に追いつかれながらも2点目を入れて、1-2とオールド・トラッフォードでの初勝利を得た。

    2-1とリードして迎えた試合終幕、アウェイ・スタンドは「ここは図書館?」チャントを浴びせる。もっとも、ホーム・サポーターは情けないプレイを続けるチームに対して辛抱強く応援を続け、「図書館」と言われるような場面は殆ど見せなかったのだが...。アウェイ・スタンドが湧く気持ちは十分に理解できた。

    個人的には、リヨンからこの夏スウォンジーに移籍したバフェ・ゴミスがデビューを飾ったことが嬉しかった。バフェが出た時に、叫んでしまいそうになって自制するのが大変だった。もちろん、試合結果についても....

    あ、それと、ジョンジョへの「スカウスB***!」の直後に、正真正銘のスカウサー、ウェイン・ルーニーが同点ゴールを決めたのだが、そのタイミングは実に笑えた。

    さすがに私はその時、ホーム・サポーター・スタンドにいたので座って笑っているわけには行かず、仕方ないので立ち上がって拍手した。まあ、事前に覚悟はできていたとは言え、オールド・トラッフォードのスタンドでルーニーのゴールに拍手することになるとは、なかなか貴重な経験だと思った。

    2014/8/16 マンチェスターでの1日目

    6:00起床。アラーム(7:00)の前に目覚めた。気分は順調。たっぷり寝たような感じがした。今回は時差ボケでずっと苦しむような兆候はない。うむ。運が良いかもしれない。この運がどこまで続くか...

    7:30 朝食を取る。今回は何もかも、ティーもセルフになっていた。ふむふむ。ただ、£10.50でこれかと思うとなんだったがただだったので文句は言わない。今日は昼食は抜きになると思ったので、ゆっくり、たくさん食べて土曜日の開始となる。昨日はまる一日以上を移動に費やしたので、事実上今日が初日だった。

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    初日の朝食。土曜日はブラックプディングがなかった。


    部屋に戻って出発の準備を整える。まずは町中に出て、市内の写真撮りをやろう。今日はこの街はマッチディ。リバプール市とどう違うか、違うのか、とにかく市内でマッチデイを堪能しようと思った。

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    ホテル。道路を渡って向かい側から撮ったところ。


    ホテルの前で道路を渡り、向かいの道に行くと、目の前がマンチェスターユナイテッドのオフィシャル・グッズも販売している土産物屋だった(この店はずっと前からあった)。その店の入り口に、今日の試合の看板が出ていた。チケット販売していると書かれているが、実際にはとっくに売り切れだった。

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    マンチェスターユナイテッドのオフィシャル・グッズも販売している土産物屋


    あとから分かったのだが、この看板は試合が終わって3日経ってもこのまま出ていた(全く意味がないのである)。

    この店の前を通り過ぎると、隣がメルキュール・ホテルの入り口となっており、そこを通り過ぎると角にツーリスト・インフォメーション・センターの入り口になる。時間は9:00少し前で、まだ空いていない。素通りしてピカディリー・ガーデンに入ることにした。

    そこまででホテルから徒歩1分程度。ただ、そこまで歩いただけでも、意外とマンチェスターユナイテッドのシャツを着たファンが街中を歩いていた。「意外と」とは失礼かもしれないが、これまではいつもシティのマッチデイに当たっていたので、ユナイテッド・ファンの姿を街中で見るのは比較的珍しかった。

    ピカディリー・ガーデンに入る。あ、話題の「Welcome to Vanchester」電光ポスターが見えた。さっそく記念写真を撮ろう。
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    ピカディリー・ガーデン。この写真の真ん中に小さく見えるのが、話題の電光ポスターです。


    ずんずん近づく。MEN(Manchester Evening News)の写真で見たのと同じだ。当たり前だが。でも、その前を歩く人々の姿すらも同じに見える。つまり、この町の人々はこのポスターをもう当たり前のように受け入れているのだった。

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    ピカディリー・ガーデン。この写真の真ん中に小さく見えるのが、話題の電光ポスターです。


    しかし、このポスターのロケーションを見て笑いを噛み殺すのが大変だった。なんと、シティのスタジアムに行くバス216の発着場の目の前なのだ。つまり、このポスターの前にシティ・ファンが試合の日にバス待ちの列を作るのだ。もちろん、ユナイテッド・ファンはそれを目指してこの場所にポスターを設置したのだろうが、なんと...すごいコメディだと思った。

    記念写真を何枚か撮った後で、いい時間になったのでツーリスト・インフォメーション・センターに入る。空いたばかりの時間だったが、意外と人がいる。ふむ。なんとなく、私と同じ目的の人が多いのではないかという気がした。

    私の番が来て今日の試合に行くのだがオールド・トラッフォードへの行き方を教えてと質問すると、予測していたかのように回答が即座に戻ってきた。

    ちなみに、以前から思っていた通り、ツーリスト・インフォメーション・センターのスタッフは圧倒的にシティ・ファンだと思う。いつもシティがらみの質問をするときにはものすごく親切にしてもらった印象が強かったが、今回はユナイテッドの質問。回答は丁寧だがなんとなく冷たい。あまり親身になってくれていないという感じか。しかも、たまたま忙しかったからだとかスタッフの機嫌が悪かったから、とかいうわけではなさそうだ。というのは、後日、別の質問をしに行ったときには、いつもと同じようにとても親身になって相談に乗ってくれたので...。

    9:45。まだ時間がたっぷりあったので、市内を散策することにした。まずは、マーケット・ストリートのトラムの駅の前を通ってショッピングセンターの方に行く。

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    マーケット・ストリートのトラムの駅


    この道を真っ直ぐ行ったところにシティのクラブショップがある。2年前のダービーの時にユナイテッドが勝った後でユナイテッド・ファンがこの店の前でチャントした、という動画が出回った店だ。その時、シティ・ファンは「ラグス(ユナイテッド・ファン)がシティのクラブショップを襲った」と騒いでいた。

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    マーケット・ストリートにあるシティのクラブショップ


    前回、買い物をしに入った時に、外からの見た目よりも売り場面積が広いことを知った。今日はマッチ・デイなので素通りした。

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    ショー・ウィンドにはナスリのシャツが


    それから、ピカディリー駅に行き、明日のリバプール行の切符を発券することにした。明日は出発も早く時間がないので、切符売場に列を作りたくなかったし、街中の散策にもちょうど良いので。
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    ピカディリー駅


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    ピカディリー駅内の切符売場


    切符を発券して、駅を出ると、駅前にBTスポーツのポスターがあった。昨季からプレミアリーグ放映権を得たテレビ局のポスターだ。ふむ。マンチェスター市内にジョゼ・モウリーニョか。

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    BTスポーツのポスター


    市内を一通り歩き、ニュースエージェントでMENを買って、ホテルに戻って試合に向かうしたくに入った。MENはプレミアリーグ開幕特集をプルアウト版で掲載していた。

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    8/16のマンチェスター・イブニング・ニュース紙


    10:30。ちょっと早いが、どこかへ行くには時間がないし中途半端なので、オールド・トラッフォードにバスで向かうことにした。ちなみに、前回行ったときには(同行の友人の強い希望により、しぶしぶスタジアムを外から見に行った)、トラムで行きオールド・トラッフォード駅から歩いた。その時の道は覚えていたので、その方法で行けば良いのだと思っていたのだが、ツーリスト・インフォメーション・センターではバスを勧められたのだった。

    バスはツーリスト・インフォメーション・センターの目の前のバス停から発車する。時間が早かったが、その時点で既にユナイテッドのシャツを着た人が何人も乗り込んでいた。

    バスはなかなか快適だった。2階の前から2列目に座り、景色を楽しんだ。ピカディリーからディーンズゲート方面に行き、そこからサルフォード、トラッフォードと入って行く。

    間もなく、バスの中からスタジアムが見えた。みんな、喜んでカメラを回し始めた。私も一枚。

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    バスの中から見えたオールド・トラッフォード


    ちなみに、往復の切符を買った(£4)ので、帰りのバスはどこから出るのか運転手さんに質問した。道の向かい側のバス停だと教えられた。見るとバス停がある。簡単だ...と思った。後でわかったことだが、これは大失敗だった。1時間半待ってもバスは来なく、往復の切符を買ったのでもったいないと暫く待ったものの結局断念してトラムで帰った。

    試合でオールド・トラッフォードへ行く時は、行きはバス、帰りはトラムが良い、としみじみ思った。ちなみに片道の価格は、バス2.50, トラム2.80。バスの方が若干安く、スタジアムに近い所にバス停があるので早い。もちろん、渋滞がない時間帯という限定付きで。

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    オールド・トラッフォードのバス停付近


    マッチデイには出店が出ていた。バーミンガム・シティに行ったときだったか、出店が全くなくて驚いたが、ここはOKらしい。あ、そういえばシティの方もスタジアム内近辺には出店はなかった。シティの方は市内だがあまりにも辺鄙な場所にあり、やや不便な印象がある。それに比べてユナイテッドの方は、もう少しスタジアムらしい雰囲気があると思った。

    バス停からいよいよスタジアムに入る。門をくぐると、なんとなく雰囲気が出てきた。

    2014/8/15 出発

    5:30スタート。前回と同じくタクシーで千歳空港へ。MKタクシー。前回早すぎて6:00に着き、jalの窓口は6:40まで開かなかったので時間をつぶすのが大変だったので、今回は30分遅くしたのだが、それでも10分近く待った。次回はもう少し遅くても良いかも?

    チェックインは問題なく。7:45予定通り出る。今回、クラスJを頼んだところ、国際線なのでファーストクラスがある便で、それを宛てますと言われた。初めて国際線のファーストクラスに入った。さすがに千歳から成田までへは不要だが、国際線ならすごい快適な席だ。席というよりは個室のような感じだ。さっそく記念写真を取る。うとうとしているうちに、間もなく着陸体制へ。

    成田着。9:20 ほぼ定刻。しかも、今日はバスではない。成田の気温が29度と聞いて、この気温の差はこの時期ならではと思った。バスではなく、通路を歩くのだが、しかし隙間(?)から暑さを感じる。もう札幌は秋なのでこの気温差は体感に響く感じだ。

    歩くこと5~6分、国際線入口のセキュリティチェックにたどり着いた。列に人は少なく、荷物検査はスムーズで、あっさり入れた。09:45 桜ラウンジに着く。まず一服して、上に行って朝食を取る。今回は乗り継ぎに帝国で80分しか時間がなかったので、ラウンジにいる時間はせいぜい30分くらいだろうと思ったが、1時間近く時間があった。

    何度かチェックすると、BA006は定刻に飛ぶらしい。15分前に搭乗ロビーに行くと、あらあら、私が最後の客で呼び出しをしようとしていたらしい。すみませんと言ったら、いやまだ時間ありますからと言われた。

    乗り込んで、席に着く。飛行も順調だった。適度に食事をとって適度に飲み物を飲んで適度に眠って、あっという間にロンドンに着いた。ヒースローに着き、乗換便を見ると、同じターミナルだった。これも前回と同じ。入国審査では、EU以外の列は人数は少なかったが一人当たりの所要時間が長い。EUの列の方は人がたくさんいたのにあっという間にはけて、こちら側の方はまだ同じ人が延々と続いている。もともと英国は移民規制がうるさいが、乗り継ぎの方のチェックも厳しくなったらしい。まあ当然かもしれないが。

    EUの方が全員いなくなったので非EUの方の窓口があく。あと1人になった。凄く長く待たされた後でやっと自分の番がくる。しかし、滞在日数が僅か4日というと、もう殆どノー・チェック状態になる。旅行の目的はと聞かれてリバプールでフットボールの試合を見ると答えると、もうそこで殆どはんこ押す準備になった。で、その係員が私のパスポートのこれまでの入国歴を見て「これ全部フットボール?」と質問する。そうだと答えると、驚きの笑顔でもうそのまま、ひどくスムーズだった。

    セキュリティチェックも順調で、何の問題もなく登場ロビーに入る。17:00ちょっと前。まずはノース・ラウンジに入り、トイレでコンタクトレンズを入れて時計を合わせて...などを終える。時間を見ると、定刻ならば1時間くらいの待ち時間だった。ワインを飲みながらソファに座り、携帯を英国にする。新聞を読む。ほう...新聞を見てびっくりしたのは、私が飛行機に乗っている間にトニー・ピュリスが辞任したという事件だった。凄い...

    それから10分くらいして出発便の予定表を見る。あら!!!なんと...マンチェスター行がいきなり「遅れ」になっていて18:00のが20:00予定になっている。うむ...今日は異常に何もかも順調だと思ったら、やはり順調出ないことが起こったか、という感じだ。スタッフに聞くと、パイロットが遅れているためだとのこと。この便の前に別の便に勤務しているのだが、その便が遅れたためのことだと。うーん。スタッフは「飛行時間より遅れの時間の方が長いね」と笑う。うむ。この場面は笑うしかないと思った。

    しかし、次に見ると21:00になっている。その次に見ると更に21:45に、という感じで。電車で行けばとっくにホテルに着いているような時間にまだヒースローにいたという次第だった。

    そして、21:45には本当に出発した。

    23:00 マンチェスター着。僅か40分そこそこの飛行時間なので、あっという間に着く。しかも、飛行機の中で、隣に座った中国人の女の子としゃべったので、暇に感じることなくあっという間に過ぎた。この便なら黙っててもあっという間に着くが...。

    着陸。トイレに行ってから荷物受け取りに。無事に荷物を取って外へ出る。30時間ぶりの一服を済ませて(またニコチンが体内に浸透して気持ち悪くなった)、駅があるターミナル1まで歩く。

    駅の切符売場に行く。ピカディリーまでというと何も問題なく切符が発行される。オフピーク往復の方が安いらしく、黙って往復切符が発行された。電車は既にプラットフォームにいるという。問題なく乗りこむ。23:00を過ぎていたというのに、さすがは市内行きだ。まだ電車があって良かった。その電車はもっと北の方に行く電車で、次の停車がピカディリーだった。

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    あっという間に着く。前回からリバプールではなくマンチェスターに泊ることにしたが、これ、やはり楽だ。飛行機の乗り継ぎ、乗継で最終地に着いて、また更に長い旅があるのはややきつい。特に今回みたいな遅れで疲れている時には、空港から更にリバプール市内まで、この時間だとたぶんタクシーしかないだろうからまた£80、とか考えると...。
    20分くらい?でPicadillyに着く。24:00よりは少し前だったが、もう無料バスはないし、タクシーでホテルへ行くことにした。近いので歩けるが、夜中だし疲れていたので。そのような感じで運転手さんに言い訳しているうちにホテルに到着する。歩いたって15分もかからない距離だから。タクシーを下りると、金曜日の夜なので人出がすごかった。ホテルの前も宴会の若者で埋まっていた。入口にはガードマンが2人立っていた。にっこり笑って入れてくれたが。

    チェックインは問題なく、1階の部屋が与えられた。喫煙フロアだそうだ。前回は最上階で最後は階段になったので、今回は良かった。スーツケースを持っていたのでエレベータを使ったが、滞在中ずっと階段で行き来した。

    ちなみに、今回のはホテル予約時に、朝食なしで付ける場合は£10.50と書かれていたのでフロントで朝食を付けたいのだがいくらかと尋ねた。するとなんと、予約は朝食付きだと言われた。なんと...あらあら。£40の差額が浮いた。

    部屋に着いて、荷物を片付けて、シャワーを浴びる。インターネットアクセスを設定し、接続を確認した時点で、そのまま寝ることにした。さすがに疲れていた。ただ、今回はロンドンからマンチェスターの飛行機以外は何もかも順調のような気がした。この運がずっと続けば良いが...
    プロフィール

    ピーエルエフジェイ

    Author:ピーエルエフジェイ
    平野圭子(ひらのけいこ)
    プレミアリーグ ファングッズ店長です。

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