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    2018/9/12  11月まで続く非常事態?(完了編)

    9/12、朝のニュースを読む。北海道電力の代表者が「完全復旧は11月になる見通し」と分析しているとのこと。当初「1週間はかかる」と言ったのは、その時点では全く見通しがないのに何か言わなければならなかったから、とりあえず1週間と言ったという。なんと危機管理が出来ていないことか。

    ただ、危機管理が出来ていないというか、非常事態の状況が混とんしているのは北海道電力だけではなかった。

    地元の小売店を数件見た感触は、店によって品切れしているものや販売しているもの、制限を課しているものがまちまちなのだ。

    この近くに大手のスーパーマーケットが5軒あるが、1軒ではカップ麺が「おひとり様1つまで」として売ってるし、他の店では特に制限していない。というか、カップ麺も在庫切れになる理由は理解できない。物流がそこまでストップしたようには見えないのに。

    コンビニでも、セブンイレブン(徒歩5分以内にセブンイレブンが3店舗あるのだが、そのひとつ)に行くとアイコスが全部売り切れだと言われた。え?たばこも品切れ?これも理解できなかった。

    でも、隣のファミリーマートに行くとアイコスは売っていたし、タバコは全て普通の販売状況だった。

    なんと、被災地になることが珍しい北海道では、被災地になったときに、どうしてよいのかわからず混とんとするのだ。

    ただ、どの店でも売ってないのが牛乳だとか生鮮食料品だった。これは理解できるし、これらの食品が販売再開になればそろそろ災害も終わりになるのだろう。

    あとは、どのスーパーも営業時間を制限している。西友は24時間開いているのだが、今は(いつまでかは未定で)20:00に閉店していた。店舗の電灯も省電力モードになっていて、夜は開いているのか閉まっているのか、店の前に行って初めてわかるくらいに暗かった。

    そう言えば、AUから土曜日の夕方にメールが来ていて、北海道の契約者はデータ通信の制限を解除するとのことだった。そう、その日札幌から帯広へのバスの中で、いつものようにデジアラアプリを立ち上げると「残データ量」が「999.99GB」になっていて驚いた。私の契約派3GBなので、いつもは2.XXGBと出るのだが。これは制限が外れたからということか。

    ただ、遅いけど(苦笑)。本当に必要だった時には制限のせいか不明だが、ほとんど使い物にならない状況だったので。

    あとは、とても悲しかったのは、日曜日の夕方に地元の豊平公園に行った時のことだった。公園は封鎖されていて、張り紙が貼られていた。「木が倒れて危険なので立ち入り禁止」。

    見ると、本当に木が倒れていた。台風と地震のためにこうなったのだろう。豊平公園の森林はとても美しくて、気に入っている場所の一つだった。でも、こんな大きな木が倒されるような台風と地震だったということだ。これを見ると、この近辺で人間の被害はなかった(らしい)ことはもの凄い幸運なのだと、改めて思った。

    ただ、この倒れた木は元には戻らないのだろうと思った。

    2018/9/16 完了編

    土曜日(9/15)に、1週間以上ぶりに牛乳が買えた。これでやっと、紅茶が飲める!と嬉しかった。この日の西友の牛乳売り場は、(昼に行ったのだが)通常とは言えないものの、比較的個数もあって、まだしばらくは買えそうな感じだった。

    やっと、物流がかなり正常化した。まだ完全ではないが、日々ストレスをためずに食べるには十分な販売状況にまで戻った。

    そして、西友や多くのスーパーでは9/15(土)から営業時間を元に戻していた。

    まだ街中は節電している。公共施設や商業施設で、多くの店舗で照明を減らしていたり、エアータオルが止まっていたり、という感じで。

    今日、朝の散歩で月寒公園に行った。まだ立ち入り禁止状態だった。土曜日に豊平公園に行った時は、一部が解放されていて、閉じているところでは倒れた木の処分などの作業をやっていた。間もなく正常化しそうな様子だった。

    ただ、月寒公園の方がはるかに大きいので、もう少しかかるのだろう。

    北海道の観光客は激減だという。それは仕方ないと思う。ただ、徐々にだが着実に正常化している。

    被災地状態が完全に解ける日はそう遠くないだろうと思った。(完)

    2018/09/10 完全復旧はいつ?

    9/7 夕方7時に仕事を終えて、外を歩く。地下鉄の駅は開いている。7日の朝から徐々に運行を再開したらしかった。ただ、バス停にはまだ「停電のため運休中」の手書きの張り紙が貼られたままだった。

    少し、道を歩く。スーパーの前には依然として列ができていて入場制限されていた。幸い、あの停電&断水の前日にスーパーで買い出しをしたばかりで、暫くは持つ程度の食材はあった。電気が使えるので調理ができる。ホームベーカリーもあるのでパンを焼くこともできる。

    結局、たまたま小麦粉もあったことがラッキーだった。その後3日経ってもパンが買えない生活が続くとは思わなかったが。

    まずは、翌9月8日に朝いちばんの便で帯広に行くつもりだった。実家に一人でいる母の様子を見るために。この時期に片道220キロの遠出はやや無謀だったのだが、母が心配だったので多少の無理をしても行くつもりだった。

    ただ、その日の夜中になるまで果たして札幌から帯広の足があるかどうか不明だった。JRは運休しているし、再開の見込みは薄そうだった。都市間バス(ポテトライナー)が、9/7は完全運休だったが、帯広も停電が解消されたので動く可能性はある、と踏んでいた。

    市内バスの運休は、信号機が止まっていたからだとのことで、停電が解消されれば再開と言っていた。JRが止まっているなら都市間バスは何とかして動かすだろうと思った。

    その予測は当たっていた。

    朝6時に起きる。バスは定刻8:15だった。7時にバスターミナルのサイトにつなぎ、運行状況を見る「ポテトライナーは運休はありません」となっている。昨日は全便運休だったので、これは行ける!と思った。

    とにかく、行く支度をして7時10分に家を出る。地下鉄で大通りまで行く。さすがに地下鉄は、間引き運転しているらしく、この時間は5分おきに電車が来るはずだが10分近く待った。

    7時半、バスターミナルに着く。窓口には列ができていて、横にスタッフが立っていた。「ポテトライナーは運行しますか」と質問すると、「運休の便もあるので、窓口で聞いてください」と言われ、情報なしで並ばされた。

    もっとも、バス会社は(運休は)自分が悪いのではないので、客に対して便宜を図る義務はない。

    ふむ。。。。

    ただ、余裕をもって出てきているし、多少は待っても大丈夫だった。案の定、10分も待たずに自分の番になる。窓口の男性は通常の担当ではないらしく、発車オーライネットで取った予約の情報を見せると「購入期限切れと書かれている」と、最初は門前払いされそうになった。

    発車オーライネットの予約情報の方が間違いで、回数券で購入する場合は当日でも購入できる、とは既に問合せして言われていた。また同じ問答かとうんざりしたが、その男性スタッフは、予約番号を打ち込んだ結果、OKと出てきたのを見て「大丈夫です」と言う。

    ともあれ、行けることになった。8:15定刻に発車し、特に問題なくほぼ定刻の11:30頃に帯広に着く。終点ではなく実家に最も近いバス停で降りて、歩くことにした。そのバス停から実家へは2キロくらいの距離で、晴れていればいつも歩く。

    ただ、11:30の帯広は暑かった。たぶん、26-27度くらいか。陽の光の下を歩いているうちに、疲れを感じた。それもそうだ。9/7は通常に仕事して、食事も通常にしたとは言え、停電&断水から1日しか経っていない。まだ疲労が残っていた。

    実家に着く。母から停電中のパニック状態の話を聞く。電池で動くラジオを付けていると、ラジオの人が電気のブレーカーを落としておけと言っていたという。え?でもブレーカー落として置いたら停電が解消されてもわからないのでは?よく聞くと、地震で水害にあったところでは、通電したら感電するかもしれないからということだった。つまり、水害になってない家はブレーカー落とす必要はないわけだ。

    なんか、情報が錯そうしてるな、と思った。

    それから、実家の片づけ物を手伝った。やや疲れたので、少し休んでからスーパーに行くことにした。母は足が弱くなっているので、、食べたいものがあっても自分では買い物に行けない。こんな時だからちゃんと食べた方が良いと思って、スーパーに行くことにした。

    札幌でもスーパーにはまだ入っていなかったので、それが初スーパーだった。

    入ってみて、事態に気づいた。賞味期限があるような食品は売ってないのだ。乳製品だとか、肉だとか。惣菜は少し売っていたが限りがあった。あとは、冷凍食品は殆どなかった。それもそうだ、あの停電で、在庫品はたぶんダメになっただろう。そして、この状態では入荷もしていないだろう。たぶん、食品メーカーは生産を再開したかしていないか、くらいだろうし。

    そして、どこに行ってもパンは全く売っていないことも分かった。

    なるほど、食品は入手が大変なのだ、と気づく。

    いったん実家に戻り、母に「売っていたもの」を伝え、その中から食べたいものを聞いて、再度買いに出ることにした。(スーパーから電話をしたのだが、出なかったので、仕方なく行ったん戻ることにした)

    幸い、いくつか母が食べたいと思ったものがあったので、夕食はおいしく食べられた。

    停電中の状況の話になった。その時に思い出したのだが、まさに停電していた9/6の午後に地元の町中に出た時に、いやなものを見た。駅前の小さい焼き鳥屋が、ペットボトルの水を販売していたのだが、なんと、2リットルのペットボトルを400円で売っているのだった。2リットルの水は、ふつうならばコンビニで買ってもせいぜい200円だ。スーパーなら100円だ。

    こんな時に、困っている人にものを高く売って儲けようという人がいるのだ、と残念に思った。

    Facebookで対話したマレーシアの友人に、状況を聞かれて「食べ物がない。断水で水も不足している」と言うと「政府が援助を出さないのか」と質問された。

    でも、水を2倍の値段で売る人がいるというのが実態だった。

    9/9 朝、早い時間に実家を出た。札幌に戻るバスは10:00発車だった。本当にとんぼ返りだが、月曜日は通常に仕事だった。母がとても喜んでいたので、やはり行って良かったと思った。今回の停電で、夜は真っ暗で不安で早く寝たが眠れなかったなど、母はやはりストレスに感じていたようだった。それはそうだと思った。自分もそうとうイライラしたのだから、普段から自力で自由に動けないような人は、さぞや不安で大変だったろう。

    13:40、札幌に着く。街中で買い物をしてから帰ることにした。母がソーラーの時計が欲しいというので、ヨドバシカメラに行って買うことにした。ちょっと探すと、4000円のがあったのでそれを買う。

    ヨドバシカメラはJRの札幌駅を通り過ぎたところにある。帰りにJRの駅の喫煙所で一服することにした。すると、その間アナウンスが聞こえた。9/9になっても帯広・釧路方面の電車は運休だとのこと。(ポテトライナーは昨日から動いているというのに)

    その後で、パン屋に入ることにした。すると、販売制限が課されていた。品物は限定で、おひとり様3個までと書かれており、売ってる商品は1個300円くらのものばかりだった。

    どのパン屋に行っても状況はほぼ同じ、閉店しているパン屋の方が多かったかもしれない。

    家に帰って、地元のパン屋さんに教えてもらってやっとその理由がわかった。今回の停電のおかげで原料が入荷しないので、パンが作れないのだそうだ。牛乳がやっと水曜日に入荷するらしい、とのことだった。

    あ、あの帯広のスーパーの商品棚がらがら状態は、暫く続くのかと、その時になって初めて実感した。

    「こんな風に被災地になることがあるとは、これまでまともに考えたことなかったですよね」と、そのパン屋のスタッフは言っていた。

    その通りだった。

    うむ。これから食品不足の生活が暫く続くのだ。

    9/10の夜に、札幌の友人からLineがくる。停電中には連絡しなかった人だが(さすがに同じ市内だと状況は想像ついたので)。

    現在の食品不足の状況について、その友人は「今日も弁当が売ってないので昼食に困った」と言っていた。

    「いつまで続くだろう?」

    「今週いっぱいは、たぶん、通常の生活には戻れないだろうね」

    「そうだね」

    そんな感じの会話だった。復旧したら、また飲みに行こうね、という感じで会話を終えた。


    プロフィール

    ピーエルエフジェイ

    Author:ピーエルエフジェイ
    平野圭子(ひらのけいこ)
    プレミアリーグ ファングッズ店長です。

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